acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

 
August 15, 2012 12:29:18

我家

カテゴリー: 日記
私は一戸建ての家に住んでいるが、この地を永久の住家だとは考えていない。
今の家は住宅地にあり、少し先に山が見える環境だが、その手前には幾棟もの住宅が見え、隣の家の二階から私のいる部屋が丸見えだ。空を分断する電信柱や電線も、じゃまな存在である。仕事場までは曲がりくねった道を通って車で50分の距離にあり、町のなかにある仕事場との温度差は2~3度…、冬は道が凍結して危険である。

私が、今の住まいに定住するつもりなら、それらのデメリットも見過ごすことができるのだろうが、どうも心の奥底に、ここから離れたいと思う気持ちが強いのだろう…デメリットはそのままデメリットにうつる。 

私には以前から頭に描く理想の住まいがある。一階部分には柱以外の構造物はなく、4~5台が入る駐車場だけがあり、二階に上がってはじめて生活空間となる。
書斎の正面には一枚ガラスがあり、その向こうには自然の移ろいを感じることのできるる…竹藪か、海か、もしくは写真のような…人の気配のない景色が広がる。ガラスの手前には大きめのデスクが置かれ、その上には革のシートが敷かれ、パソコンがあり、数本の万年筆とボールペンの収まるペンケースが置かれている。

すでにこのような生活をしておられる方が私の理想を聞かれたら、にやりと笑われただろうか?
ビジネス世界から現役を引退した私は、遅ればせながら物作りの理想の空間を追い求めていきたい。

しかし最低2億円はかかりそうだ。

どうしよう…まだまだ頑張らなくっちゃ…。