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SOLILOQUY

ひとりごと

 
August 09, 2012 16:21:27

片棒

カテゴリー: 日記
今から20年ほど前に、夕食後にテレビを観ていると…、記憶にある絵が映し出された。しばらくして思い出したことに…、その3年ほど前…知人に頼まれ描いた絵だという事を思い出した。ゴルフ場のクラブハウスの絵である。
知人から依頼を受ける時…、“普通なら仮図面でもあって、パース(完成予想図)専門の絵描きに依頼すればいいんじゃーないの?”と尋ねた記憶がある。そうしたら知人に、“まだ図面ができていないから私にイメージだけで描いてほしい…。”と言われ…、すっきりしないものがありながら描いた記憶が残っていた。

テレビの番組は、ニュース番組で…、その内容はゴルフ場の会員費を集め、実際には工事もせずに主催者が逃亡したと言う詐欺事件であった。どうやら私の絵が詐欺に一役買ったようだと分かり、とても寝覚めの悪い思いをしたものだ。

どうりで、図面がないわけだ。こんな落ちがあるとは思いもよらぬ…。

私に絵を描くことを頼んだ知人には、あの時以来会っていない。その彼も詐欺の確信犯ではなく、企画屋として巻き込まれたものだと信じたい。

私には、今でも騙された人に、申し訳ないという思いがある。

あの時以来、お金をもらって絵を描いていない。

お屋敷のレストランの絵を、仕事で受けて良い物かどうか…少し悩むところだ。