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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 23, 2011 09:52:00

張替

カテゴリー: 日記
私がクラシックギターを習い始めて1年4ケ月…長い間、眠っていたギターの弦を先生に変えてもらってから8ケ月目の今年の初めに弦が切れて張り替えた。それから、ちょうどまた8ケ月たった1週間前にまた弦が切れて張り替えた。私のギターは1974年スペイン生まれのハンドメイドだが、1級品ではない。だが当時はあまり量産していた時代ではないから先生に言わせると、国産のどのギターよりも音がいいらしい。
ギターを制作したり、新しい部品を作ったり、自分の理論をもとに自ら改造を加えることのできる先生は私のギターを改造した。いまのところ改造費で4万円ほどかかったから、新品のどの4万円のギターよりもいい楽器だと、私は信じている。

一流のギタリストになると弦を、切れなくても2週間ほどで張り替えるらしい。それ以上変えずにいると弦が伸びきっていきどんどん音が劣化するという。
どうも私のように8ケ月も張りっ放しの人間はギタリストとは言えないようだ。

ギターの弦を、この度初めて自分で張り替えようとした。ところが私の今までの知識ではどうもうまくいかない…。
そこで先生に聞いてみると、できなくて当然だと言われた。先生自身ですら私のギターの目に見えないところに手を入れて角度を合わせて装着しないといけない部品を付けたことを忘れていた。
ともかく、次回からは一人でできると思う。

先生はギターの弦は、張った二日後に音が落ち着いて一番良い音が鳴り、それからどんどん劣化していくと言った。だからコンサートの前の二日前にいつも張り替えるらしい。

先生は、弦が切れる直前にも、なぜかいい音がするとも言った。
すべてのものは燃え尽きる前に、輝く…ということだろうか?
これから先に、私がもし輝きを放ったら、そろそろ終わり…という報せだろうか?