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SOLILOQUY

ひとりごと

 
September 16, 2011 14:43:24

甘酢

カテゴリー: 日記
一昨日、初めてタイ料理の店に行った。近くには和洋中印のレストランはたくさんあるが、タイ料理は珍しい。一等地にある、最近できたばかりの店の内に入ると、誰もいない安普請の店内の奥から日本人女性が出てきて注文を聞いた。すると話す言葉から彼女はタイ人だと分かった。日本人とタイ人は極めて見た目が似ている。誰か日本語の分かる人はいなかと店内を見回したが、他には誰もいない。
仕方なくメニューで一番目立っているタイ風焼きそばランチとグリーンカレーランチなるものを頼んだ。
そのうちに一目でタイ人だと分かる私服の男性が入ってきて厨房に消えた。てっきりその男性が料理人だと思っていたら、いつまで経っても料理をするでもなく厨房の入り口付近でボーッとしている。予想は裏切られ先般の女性が鍋を振っている様子だ。

タイ人男性が料理の皿を運んできた。美しくない盛り付け・・・タイ料理に見てくれを期待すべきではないのだろうか・・・、甘酸っぱい鼻につく香辛料の効いた味付け・・・、それでも民族料理はこんなものだと思って食べきった。デザートでミルクのなかにタピオカとマンゴの入った小皿を食べた。あまりの甘さに吐き出しそうになった。デザートが止めだった。

結局食べ終わるまで、新たな客は一人も入ってこなかった。

この日、私は二度とタイ料理を食べるまいと誓った。

・・・が、しかし・・・
そんな私に、“この店のタイ料理は美味い!”と言う方がおられたら、教えていただきたい。
もう一度だけは、チャレンジできるかもしれない。