昨日は、往復740kmの行程を一人で運転して帰ってきた。私にとっての一日の運転距離新記録だ。東に向かってひたすら進んだとしたら茨城を越えたあたりまで到達するだろうか… それでもほとんど高速道路ばかりなので、思ったほどの疲れは残らなかった。 この度のイベントの主催者は、カリスマ的存在の78才の女性の主催する団体で、宗教家ではないという彼女の一挙一動に老若男女多くの信奉者が歩を連ねる。ボランティアのNPO法人の長で、書道・日本舞踊・作詞に通じ・無添加食品を使っての料理教室やレストランを主宰する。 私は、親しくなりたいと思う気持ちがないので、これ以上近づく気はないのだが、知れば知るほど、深みのある人物に違いない。 島根県の山のなかで行われたこの度のイベントは、10年ほど前に彼女の率いる団体が手に入れた古民家の改修記念も兼ねていたように思う。Jazzのライブなんて生まれて初めて聞くような、田舎の人たちに交じって、地元市長や市会議員、九州から大学教授が来たり、日本舞踊の四大家元の一つという師範の踊りがあったり、主催者の作詞した歌(作曲は私の友人の音楽家)の披露があったり、この団体の底力を感じた。 さてメインイベントのジャズライブの様子は、明日書くことにして、今日は提供された食事について書いておく。 さすがに、料理研究家のプロデュ―スするメニューだけあり、完全無添加の料理は味わいが深い、私は減塩を心掛けているので、少しは素材そのものの味が分かると自負するが、出された料理はどれも手間暇を惜しまず素材の旨みを引き出された料理だった。 帰り際にラーメンを勧められた。玉葱だけでスープの出汁をとった甘みのあるスープだ。私は普段、高カロリーだと認識するラーメンはあまり食べないようにしているのだが、あっさりしているのに深みのある味でスープも全部飲み干した。 その瞬間、胃袋が拡張した音が私には聞こえた。 この度の島根行で最も感激したことの一つに、主催者の提供する料理があったが、無添加食材で健康には良いと思うものの、今朝の体重計測で前日よりも1.5kg増加していた。 主催者の勧めを断るわけにもいかないと思い頑張って食べきったが…、 なんでも、ほどほど… ほどほど…にしておくのがベターだと思った。 |