新しい家へ引っ越しはある程度終わっているのだが、2・3の家具を持ち込む2度目の引っ越しを行った。3月の半ばから4月の第1週までは、所謂年間で最繁の移動シーズンになるから、どこの引っ越し屋も強気で…、いつもの倍以上の料金を吹っかけてくる。このシーズンを避けるとなると4月の半ばまで待たなければならないから、私は移動するなら13日が普通料金の最終日と踏んでいた。数社あたって、なんとか希望価格の少し上くらいで引き受けてくれる業者を探し当てた。
2750mmの天板を持つテーブルは、重い物を運ぶ専門の業者に下見してもらって、結局エレベーターに入らないと判定され諦めることにした。楽しみにしていたこのテーブルでの食事は次の引っ越し先までお預けだ。
30年前にもとめたウィーン製の二人掛けのソファーは、難なく部屋に入った。段ボールから取り出す今まで買い求めていた洋書を手に取ると、思わず見入ってしまって片付けが進まない。
私の宝物の本は、本棚が不足しているので取り敢えずワインクーラーの上に置いた。
買い求めただけで、ゆっくり見たことのなかった本を、ソファーに座って一冊〃〃開いていく様子を思うと楽しくなってくる。
時間を忘れ片付けしていて、ふと最近…習慣化してる体温測定をしてみたら、久しぶりで37.7℃まで上昇していた。
思わずパスタを作ってすぐに寝た。
おかげで、昨日は日記を書けなかった。
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