昨日、私の年齢の半分くらいの青年に、仕事上のことで愚痴を話した。彼は目をそらさず私の話に相槌を打った。ちょうど愚痴も底を尽きかけた頃…、 彼から“他の話に話題を変えませんか?”と、言ってきた。 私が“どうしたんだい?”と聞き返したら、“他人に対する怒りや愚痴は、思ったり話したりする人の人生を捉えて、いつまでも虜にするからです。”と、答えてきた。 私は、彼に一本取られた…と、思った。きっと、彼の考えは経験から生まれたのではないだろう。人生を歩むうえで、とても重要な本に出会ったか、師と思える人に出会えたのだろう。 彼のこれからの人としての成長を見守りたい。 それにしても、私自身…未熟であると思い知った。 |