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2012/01/28 20:29:11

鉄道忘れ物

カテゴリー: 日記
鉄道忘れ物市との

看板につられて

ふらふらと入った店には

腕時計がテーブルに所狭しと並べられている。

時計やら貴金属やら傘やら

色々置いてあるけれども

これらの忘れ物は

全てJR東管内の忘れ物という。

ここは福岡でJR九州やJR西は

聞きなれているけれども

JR東といったら関東地方ではないか。

TOKYO人の忘れ物なのだ。

店主は話好きで

忘れ物は現金が一番多くて55億円が

届けられるというが

22億円は持ち主が現れないために

国庫に入るという。

並べられている時計は

入札して買い取ったものだという。

年末は特に忘れ物が多くて

年末の入札会には

駅の構内に40型の薄型テレビの新品まで

あったという。

取りにこないヒトが都会のヒトは多いようだ。

忘れものも季節ごとに特徴があって

正月はお守りが多いとか

忘年会シーズンにはカツラの忘れ物も多いという。

腕時計はところ狭しに置かれているけれども

電池を全て新品に交換して販売しているそうだ。

中には手巻きの時計や

自動巻きの時計も混じっていた。

話好きな店主がいうには

このお店では

持込みの腕時計の

電池交換は300円でやっているということだ。

専門の時計屋さんだったら

普通は千円が相場だろう。

そういうことで

この鉄道忘れ物屋さんは

腕時計の電池交換屋さんでも

あるのである。

専門の時計屋さんは

分解、掃除などはするだろうが

このお店は電池交換だけなので

料金が安いのだろう。

求められれば

バンド交換までするから

素人時計屋さんである。

男の自分にはわからないけれども

日傘の忘れ物も多くて

高級品が結構多いそうである。

そういうものも

売ってあったけれども

価値がわかるヒトには

わかるのだろう。