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2012/01/15 22:04:29

読むこと。

カテゴリー: 日記
ノルウェイの森を読んでいて

気がつくのは

時代設定がもう40年も前の

話のことである。

筆者はもう還暦に近いだろうし

一般の会社ではもう定年ということで

現役から退こうとする年齢の筈である。

村上春樹さんの本を読んでいると

都会的というのか

村上龍のように

暴力的なシーンや戦争やら武器やらは

出てこないし

戦慄を覚えるほどのインパクトというのは

今のところはない。

優しいというのか

柔らかというのか

春の日差しの中で読むようなやわらかい本。

同じ村上でもたいした違いである。

「半島を出よ」は

とうとう読了したけれども

こういうものを読んでいると

いつの日かくるべき事態に備えて

枕元に

非常用の常備袋を設置せねば。

水やら食料やら

最低限度に必要な物である。

マッチも、ロウソクもいるだろうし

震災が起きた時の為の

準備というようなものである。

消費期限をもたまにチェックしないと

いけないようであるが。

覚書として

「生存術教書」を参考にしておこう。

巻末の参考資料に出ていたけれど。

しかし村上龍さんというのは

すんごい程の量の本を

読んでいるんだ。

この世には本はあふれているけれども

はたして何を読んでいいのかいな。

ノルウェイの森に出てくる台詞で

作者の死後30年過ぎないと

読む価値はないという。

そんな事を言っていたら

現代に出版されている本は

意味がないということだろうか。

本ばかり読んでいて何の意味が

あるかわからない。

さてさて今年はどんな年になるだろうか。

とりあえず

読書というのは

生きていく歩いていくための

杖みたいな物だ。

ノルエウィの森なんか読んでいて

なんだか

平和すぎるなと

思いながらどこまで読むだろうな。

洒落た文章で

日常的で

なんだか戦争もない

平和な世界の

オトギバナシという感じである。

過去への夢想というのか。