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SOLILOQUY

ひとりごと

 
November 16, 2010 22:06:42

辺境

カテゴリー: 日記
私の家にはテレビが4台あるが、すべてアナログ(私の部屋にはテレビはない)である。来月からエコポイントが半減するそうなので、そろそろ地デジ対応のものを一台買おうかと思うのだが、問題は住んでいるところが県下でも有数の電波状態が悪い場所で、通常のアンテナでは電波を拾えない。そのため現在も近くの小学校の屋上に我ら小地区のために少し大きなアンテナをたてさせてもらい、近くの300世帯のみ特別にケーブル回線を引いている。そのため一般のケーブルテレビの進出がなく、このままでは来年夏以降見ることのできない局がでてしまう。選択肢は狭い。すべての放送を見ようとするなら電話の光回線を利用するしかなさそうだ。そう…今日何が言いたいかと言うと、私が住んでいるところが辺鄙なところだと言う事…関西でも有名な温泉街から山ひとつ越えたところだが、ちょうど山陰になっている。テレビっ子なら悲しむべきところだが、そうでなければ空気もきれいし、水もおいしい、夏は涼しく、冬は寒い…まぁー総合的に考えて悪くはない住み処だ。しかし5年以内に引越ししようと思っている。海が見えるところに…

疲れた。町の商業者の会…今日もあった。うまくいっているけれど…疲れた。

私が初めて絵の手ほどきを受けた画家が戦前(1930年代)にグリフィスさんのことを書いたエッセイが残っている。グリフィスさんの店を道路越しに描いていた画家(画家はほぼ同じ構図でグリフィスさんのお店の絵を何度も描いていた)に彼が近づいてきて、画家の参考にと…店を描いた絵の写真を見せたそうだ。その絵の原画は、実はその画家自身が描いたもので、見せられた画家は嬉しく思い、笑いながら彼の話の続きを聞いていると、彼が写真の原画を所有していると言い始めたので、(その絵は発表前の作品で、画家のアトリエにあった)嘘を言ったグリフィスさんに厳しく注意したら、丁重に謝罪したというエピソードだ。翌日グリフィスさんは、お詫びのしるしとして、その画家を店の2階の本屋に招き、洋書の画集等を見せたという。グリフィスさんは、かなり調子のいい人だったようだ…