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SOLILOQUY

ひとりごと

 
November 05, 2010 22:53:12

冷気

カテゴリー: 日記
今日は夕刻前に六甲山に登った。何年振りだろうか…前回登った時は、山頂でバーベキューを食べてビールをたらふく飲んで、女性ばかり4人を乗せて、あの曲がりくねった山道を私が運転して下りてきた。今では考えられない。今日は夕陽を見てロマンティックな雰囲気にひたりに行ったわけではない。仕事である…というよりもパートと言ったほうが正しいだろうか…音響の仕事の機材運びである。例のわが町の企業の得意先接待のための六甲山にあるホテルで催された宴会イベントの音響である。夏の綾部での催しの時に来ていたわが町の演歌歌手(主催者の会社の会長のお気に入り)が再び招かれ…彼のステージの音響のために登ってきたわけだ。気さくな主催者の会長が私たちの机にビールを持ってきてくれたが音響の先生も私も車で来たから飲めるわけがなく、丁重に頭を下げてウーロン茶をいただいた。今では、あの酔っ払って山道を下った日々は懐かしい思い出である。仕事であるから夜景を眺めるわけでもなく、特に楽しい思い出が心に刻まれることもなく、九時半には下界に下りてきた。ひょっとしたら前回、あの山に登ったのは15年振りだったかも知れない…と記憶の整理がついた。
下界との気温差は5度…その差だけが山へ登った実感として残った。

今日は、物語について語る余裕がなさそうだ。また明日…