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SOLILOQUY

ひとりごと

 
November 11, 2010 22:01:23

課題

カテゴリー: 日記
ギター教室に行った。レッスンの途中で、先週先生に話をした…先生が演奏始めると変化する呼吸法について、今週もかぶせて聞いてみた。「先生は、先週自分の演奏中の呼吸法の変化について聞こえない音や鳴っていない音を聴こうとするからとおっしゃいましたけど、確かにそれはあると思いますが、それだけでは無いように思うのですが・・・」と尋ねると「そうやねん・・・、あなたが呼吸法のことを言うもので、実は3・4日前から演奏で変えたことがあって・・・聞いてみて・・・」と言って、弾き始めた。「分かった・・・?以前はこう弾いててん・・・」と、弾き始めた。「分かった・・・?以前は最初からいい演奏しようと思って力が入りすぎてたんやけど、呼吸の仕方を指摘されて、出だしは軽く弾き始めるようにしてね・・・今、その感じで、他の曲も見直してるのよ・・・」ということだった。それは、先生の演奏が力み過ぎていると私が言ったみたいだけど・・・そうではない。だが反論はしなかった。「先生・・・私が先生に課題を与えたってことですか・・・?」と言うと「そうやね・・・有難うございます。」と先生がおっしゃった。
気づきと言うものは、人から与えられるものではない。自分自身が手を伸ばして掴むものだ。私が先生の気づきのささやかなきっかけになったのであれば喜ぶべきことである。先生が取り違えただけに違いない。私の疑問が直接新たな展開を産んだのではないことは、よく理解しているつもりだ。

グリフィス氏の写真が僅かに残ってる。紋付袴に扇子を持ったもの・・・もう1枚は背広を着て芸者と並んで月見をしている二人の後姿を写したもの・・・どちらの写真も日本文化を愛した彼の精神が表れている。実際に能・茶の湯をたしなみ、日本の歴史・芸術・文学について一般の日本人以上に深い造詣を持っていた彼は、同時に芸者の踊りや唄等を日本の伝統芸と理解し、遊びもおおらかであったようだ。当時珍しかったキャラメルを芸者に配り彼女達から親しみを込めて“キャラメルさん”と呼ばれていた。また自宅での茶話会に芸者達を招くなど、日本での独身生活を屈託なく楽しんだ人物である。