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2012/04/02 21:54:32

甘夏

カテゴリー: 日記
職場で甘夏が家の木になったからと

いって持ってこられたのだが

あんまり喜ばれない。

そもそも、もらい物というのは

あんまり喜ばれないのだ。

その甘夏というのは

見かけが悪いのである

食べてみるとまあ

すっぱいというのか八朔みたいだが

皆、要らないというのだ。

スーパーなどで売っているのは

売り物であるから

それなりに出荷の段階で

傷物のようなものは

市場に出ないのだろうが

家の木になっていたというのは

もう表面が傷やら黒ずんでいるのだが

食べきれないから

わざわざ職場に持ってくるのだが

あまりヒトは喜ばない。

しょうがないものを

押し付けられたなという感じなのだ。

家の木になったというのは

代々伝わるご先祖さまからの

土地なのだろうが

みかけが良くないと

中身の味がまあまあでも

駄目なのだ。

外見重視なのである。

今日は、職場のヒトに

何人も、自分の坊主頭をみて

何かあったのかとか

仏道に修行に励むのかとか

気合が入っているね。

とか色々言われたけれども

別にこちらは、そんなつもりは

まったくないのである。

短くするのは

手入れをするのが面倒なのと

いったん切ってしまえば

あと次は

夏休みくらいに切ればいいなとの

算段なのである。

散髪に行くのも面倒なのだ。

とにもかくにも自分は

外観にはあまり気をつかわない

甘夏みたいな男なのだ。

甘夏を食べたけれども

まあどこにでもある

平凡な、酸っぱくて

種があって

なおかつ

むくのに力がいる。

そんな面倒なミカンを

誰が好むだろうか。

ヒトにモノを渡すのは

とにかくやめたほうがいい。

お金は別だが。