8年振りで清荒神さんへ行った。お参りを終えての帰り道、参道の両端に並んだ出店に置かれたある商品が目に止まった。“干し芋”である。昔食べた懐かしい味が頭のなかに蘇った。硬過ぎず柔らか過ぎず、表面に澱粉がまぶされたあの食感・・・思わず500gを注文した。すると店の女主人が「今なら1Kg買ってくれたら、もう500gサービスしとくよ!季節も終わりやさかい。」と押しのセールス・・・「じゃー1Kgにしとくは、僕はサービスに弱いから」と答えると「皆さんそう言いはるは」と笑顔で女主人・・・ テレビのコマーシャルで聞いたことのある会話である。きっと保険会社のCMを作った人は、清荒神にお参りにきたことがあるんだ。・・・・と思った。 |