今日は、年上の友人の葬儀があった。昨年暮れからの病状の一進一退を繰り返しながら・・・よく頑張った。奥さんと笑顔で会話した。主治医からの“家族召集の指示”を何度も受け、夫の死は覚悟済みだったのだろう。そんな奥さんに私は明るく振舞った。彼女には、その方が良いと思った。 いつもの葬儀よりも悲しかった。 私と20歳違いの享年75の友人には、やはり来賓は少なかった。 仕事の上では私が上司であったが、今は友人だと思っている。いろんな話を聞いてくれた。いろんな話を教えてくれた。いつも互いの気持ちを推し量ることができた。 感謝の気持ちが湧き上がった。 心のなかで“ありがとう”“ありがとう”“ありがとう”“ありがとう”と・・・何度も繰り返した。 “ありがとう”“ありがとう”・・・以外の言葉は、頭に浮かばなかった。 友よ安らかに眠りたまえ・・・ |