コンビニ業界は弁当戦争から今はデザート戦争になっているらしく、これまでの\100.前後のお菓子から、ホテル名や産地名、シェフの名前を前に打ち出して\150.~\250.位の価格帯の高額(今までより)の商品開発商戦が熱いらしい。狙いは始末疲れした女性の“たまには贅沢したい感”をくすぐる・・・だそうだ。\300.を越えると百貨店のお菓子売場の商品と差がなくなり、“ちょっと手を出す”というコンビニ的発想の価格帯ではなくなるそうだ。“なるほど”と思うこと仕切り・・・ここまで消費者心理を分析されると恐れ入るしかない。そう言えば私は男だが、昨今コンビニデザートでささやかな贅沢感を味わっていた。始末疲れを感じてきた平均的一般国民である私を含めた一般人が、今までの倍近い価格のデザートを手に入れるようになった現象をみて、わが国の近い将来の経済見通しの明るい兆しとみるか、それともみんなが本当の贅沢を諦めた証とみるか・・・どっちが正しいか誰か教えてくれませんか・・・ コンビニデザートで、珍しく我が国経済を考える私である。 |