昨日、本当に久しぶりでマニュアルのカメラで撮影した。ちょっとピンボケの写真が必要だった。・・・CDのジャケット(印刷物)作るのに使いたかったから・・・すごい時代やね!今はカメラが自動でピント合わせるからピンボケの写真を撮るほうが技術がいるようになったもんね! 録音技術もすごいね。楽器やボーカルも全て別々に録音して、後で合わせるとか、1音楽器が間違えた音出したら、その1音をだけ入れ替えるとか普通にやってるし、雑音もすべてパソコン画面の波形見ながら消去するし、その人の実力を超えた作品が一人歩きするようになったみたい。日本国民すべてデザイナーでカメラマンでミュージシャン・・・プロモーションの優秀なスタッフがいればアーティストって誰でもなれそうな感じ。 だから、これから・・・その上を目指すなら、ピンボケとか微妙なリズムの狂いとか音程の不安定さを求めるようになるかな。そしたら、しばらくすると、それを再現するソフトができて・・・ 先日、写真屋さんにマニュアルカメラを持っていってそこの若い男の子にフィルムの相談していたら、「電池は切れてませんか。」と聞かれて「この時代のカメラは電池は使ってないよ。」と答えているのに、しばらくして「電池はどこに入れるんですか???」と、また聞かれた。“電池のないカメラが理解できんのか、おまえは・・・”と、思ったが、大人らしく静かに振舞った。 私は戦争を知らないが、戦争を知っている老人のように、もうすぐ昔を語る世の中の貴重な存在になるのかと思うと・・・・・・・ぞっとした。 |