以前、仕事で温泉街の老舗旅館へ行った時、関係者の方が大浴場も案内しますと言って風呂に連れて行かれた。それが・・・スーツを着たままパンツの裾を折り返して見学させられたわけで、素っ裸のお客様の冷ややかな視線を受けて妙に恥ずかしい思いが湧いてきて、視線を落として何も見られず見学どころではなかったことを覚えている。もちろん男風呂であった。 今日自分の日記を読み返してみて、ふと思った。“これ自分の裸やん”・・・私の考え方、人生、苦悩、信念、生きがい等私自身の全てを晒している。 読んでくれている人のことは、ほとんど分からないのに・・・同じ部屋のなかで一人だけが裸になっている感じ・・・これがブログと言うものだと、やっと理解できたように思った。私はプライバシーのない芸能人ではなく一般人であることを思うと、一瞬タオルでも何でもいいから体を隠したい気持ちになった。何を今更・・・なのだろうが、そう思い始めると、前向きになれない。ちょっとリフレッシュの時間が必要かもしれない。 |