昨日、二流の映画 を観た。最初から最後まで面白くなかったが、主人公が最後に話した言葉が記憶に残った。 「地面に置かれた幅の狭い5メートルの板、普通に歩けば向こうに行ける。二つのビルの屋上に渡された同じ板・・・怖くて渡れない。落ちるかも知れない恐怖が動けなくする。歩く距離は同じ、いつもの通り足を前に出すだけでいい。」 映画は、これで終わってしまう。だから二流なんだろうな。繰り返し練習して精神的な強さを身につけて自信をもって恐怖を克服する・・・ここのところがうまく表現できてないと観客に伝わらない。一流にはなれないんだろう。二流の映画を観てそこのところを教えられた。 分かっていても思いを伝えることは難しい。 一流の映画を作りたい。 |