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SOLILOQUY

ひとりごと

 
April 10, 2014 10:21:07

保険

カテゴリー: 日記
 1ヶ月前に、私のいるビルの飲食店から水漏れ事故があった。飲食店のグリストラップ(浄化槽)に直接ホースを突っ込んで数時間無人放置したため逆流し、階下の器屋の天井から水が漏れたものだ。一般的には飲食店の設備工事は床に防水工事をしてから配管するのだが、そこは最初に工事した飲食店が防水工事をせずに直接床下に配管したものだから、原因を究明するには床をめくる工事をやらねばならず、以前も漏水があってのこのたびの結果を見る限りでは結局大元の不具合は改善できていなかったように思う。
 この場合、貸主の責任か使用者の責任か判断が分かれるところだが、前回の事故はビル側で保険処理した。その際、今後のメンテナンスも含め、使用者側が保険(以前は未加入だった)をかけ、対応することを約束していたのでその方向でこのたび保険会社も対応し、器屋の請求額のほぼ満額が支払われることになり、保険会社の担当者から飲食店オーナーに報告したら、支払われる金額が大きすぎて自分のところだけではなくビル側の責任もあるから保険請求の判は押さないと言い始めた。

 そのため器屋は、水がかかった骨董家具の修理をストップした。

 保険会社が支払う金額が高すぎると言って、数週間の時間を振り出しに戻す感覚が、私にはどうも理解できない。保険金が被害者の希望近くおりたことは素直に喜んでから、責任の問題の話をすれば良いと思うのだが…、世の中いろいろな人、いろいろな考え方があるのだろうが、この話を聞いて、まだ進化できない私がいる。