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SOLILOQUY

ひとりごと

 
April 03, 2014 10:27:15

訃報

カテゴリー: 日記
訃報というものは続くもので、今年になってから知人が何人も亡くなった。

昨日は町造りの活動を行っている元大学教授の母上の訃報が届いた。年齢が95才である。2か月前にアルツハイマ―の病状が進行し入院したが、ココナツオイルを服用して回復し、一時退院し家にもどられたと聞いていたが、やはり難しかったのだと思った。打ち合わせの途中で看病していた教授の姿が思い浮かんだ。
通夜も葬儀もなし…、本日荼毘に付しそのまま故郷の東京にもどり、あちらで親族がささやかに集って別れを惜しむようだ。昨日、元大学教授から私が依頼していた原稿の執筆が遅れることを詫びる電話がかかってきた。母を見送ったら力を入れて書くから待ってくれと告げられた。先生らしい律儀な電話だった。

先月は元仕事関係の49才の女性社長が亡くなった。現役だから別れを惜しむ人達が大勢集まった。母子家庭…身寄りのない社長の高校生の長女は泣き崩れた。

1月には35年前の初めて社会人となった会社の研修で10日間ほど一緒だっただけ…、以後一度も出会わなかった同期が57歳で逝った。奥様から報せを受け仏前に飾る花を贈った。先日奥様から、食べることの好きだった主人の代わりにいっぱい食べてください…一言添えて“箸”が一膳贈られてきた。

私には悲しむこと以外に何もない。
しばらくは知人の‘死の報せ’がないことを祈った。