自分の名前をローマ字で検索すると、アメリカにある田舎町の美術館の所蔵品目録のなかに私が30年前に制作した画文集のタイトルを見つけた。この秋アメリカに行き、その美術館を訪ねたが当時のことを知る人がおらず思っていた話もできずに少々残念な思いで館を後にした。気を取り直して図書館に画文集を寄贈してきたのだが、今…美術館にちゃんと保管管理されいたことが分かり嬉しい限りである。 ささやかにではあるが生きていて良かったと思う一瞬である。それにしても検索システムは凄いものだと思い知る。10年後に死んでなかったら、またあの町を訪ねてみたいと思うのだ。 |