仕事のことで、イタリア人のバイオリニストに電話した。いつものように彼は“チャオ”と言って電話にでた。 以前は日本人の奥さんと打ち合わせしていたが、最近二人に初めての子供が生まれ窓口が彼に変わったのである。 彼の日本語はうまくない。私はイタリア語が分からない。だから私は彼のたどたどしい日本語を聞いてやりとりする。いつものようにちょっとしたことを決めるのに時間をかけていたら… “それは…ちょっと今分からないね…イタリアだから…”と言ってきた。 当然彼は日本にいると思って話をしていた私は、電話代が気がかりで、日本に戻ってから話そう…と、結論を出さずに電話を切った。 それにしても、あまりにもスムースに、そしてクリアーに海外と繋がるようになったものだ。 次回の電話代が、少々心配である。 |