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SOLILOQUY

ひとりごと

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November 01, 2013 15:12:37

平常

カテゴリー: 日記
高校生の頃、安部公房の短編集を読んだ記憶がある。“他人の顔”か“箱男”だったと思うが、仮面をつけたり、段ボールを被って穴から世界を見ると普段の自分と違う解放された人格が表れる…なんてストーリーだったように思う。

昨日、ハロウィンイベントのゴールで子供達にキャンディーを配っていた私は、子供達がやってくるまでの数分間路面に面したベンチに座り人前ではじめてギターを弾いた。ファースト路上ライブである。演奏会ではガチガチに緊張したのに、三つ目の目を額に描き、スパイダーマンの仮面をかぶった私は、違う人格ではなく、いつもの私でいられた。

仕事の難しい話も仮面をつけてたら、うまく運ぶだろうか?

平常でいることは、大切なことだと思う。
November 02, 2013 16:44:27

日帰

カテゴリー: 日記
今日は、午前1時にフェリーボートに乗って、小豆島に行った。途中ほとんど眠れず、朝7時に島に着いて、島のオリーブ課の人の案内で、瀬戸内芸術祭のビートたけしのプロデュースした作品を見に連れて行かれた。大きな井戸から銀色の斧が頭に刺さった7~8mもある化け物が出てきた。面白かったが、私はデカい“貞子”が出てきた方が面白いと思った。
今、帰りのフェリーボートのなかである。日帰りはきつい。疲れた。次回は泊まりがけで訪れたい。
November 03, 2013 16:08:26

酒癖

カテゴリー: 日記
午前1時の船に乗る前に、いっしょに行く知人と晩飯を食べショットバーを3軒はしごした。その男は、以前から酒を飲むとあまり癖の良くないことを承知していたから、いつもは適当に切り上げ家に帰るようにしていたが、船に乗るからずっといっしょである。
心配していたら、乗船してすぐに私の言葉尻を捉えて絡んできた。やっかいな雰囲気だと思ったら、“もう、いっしょにおられん…。”とか言って勝手に怒りだし、どこかへ行ってしまった。それで、私の目の前から消えてくれてせいせいした。朝になったら案の定なにごともなかったように“昨晩は飲みすぎました。”と言って近づいてきた。

都合の良い人間は多いものだ。昨晩のことは覚えていない風である。

二度と彼とは長時間酒をともにしないように心に決めた。
November 05, 2013 09:16:42

雨上

カテゴリー: 日記
昨日は、のんびりとした一日だった。
昼前に起きて、小豆島で買ってきた“そうめん”を食べて…
雨のなか、食料品の買い出しに行って、ゆっくり料理して…
夕方から飲み始め、宵のうちから床についた。

珍しく、一日中家にいた。

写真は、部屋からの景色である。夕方には雨が上がった。
November 06, 2013 10:31:16

提案

カテゴリー: 日記
その人のためを思って、真剣に話をしても、伝わらなかったことが何度もあった。
思い返してみると、その時…私は“客観的にみて、あなたは○○○な状況だから、○○○した方がいい!”と言っていた。
最近、少し話し方を変えてみた。“あなたを見ていると○○○に見えるんだけど、私は○○○したほうがいいと思う。私のいう事も少しは考えてみたら…。”
あくまでも、本人が決断するしか動かないのだから、私が心配し過ぎても仕方ない。
押し付けはやめて、提案らしさを強く出すようにした。
簡単に自分の思いは通じない…と言うことを原則と考えたら、言った私も気が楽だし、相手も押し付けでないほうが少しは気にとめるだろう。

それにしても、私も含め、人間は他人の話をあまり聞かない動物だ。
November 07, 2013 10:39:37

飴鞭

カテゴリー: 日記
上に立って、人を引っ張っていく者は、“飴と鞭”を使いこなさなければならない。残念ながら私は、どちらも中途半端であった。しかるに上に立つ人間ではないと納得した。

アメリカ合衆国の国章“白頭鷲”を…なんとなく見ていると右足にオリーブ、左足に束ねた矢を握っている。強いアメリカの象徴である。

事業家として、現役のときに、周囲に対して相反した接し方を明確にできなかった私は、アメリカの国章をみて、なるほど…と思うのである。
November 08, 2013 19:07:15

脱皮

カテゴリー: 日記
なんとなく最近…ここに書き込む時間がとれなくて残念です。
でも、それなりに楽しい時間を過ごしています。

わたし…なんだか脱皮する時が近づいているのかもしれませんね。

うまく変化できればいいな…と思います。
November 09, 2013 15:54:11

区切

カテゴリー: 日記
アメリカから絵本を送ったことに対する礼状が届いた。
これで、メインストリートにある図書館に寄贈した本と合わせて、2冊の私の絵本が、あの町に現存することになる。

それにしても、あの町の唯一のホテルのオーナーや美術館から依頼されて31年前に送った20冊あまりの私の本は、いったい誰の手元にあるのだろう?

改めて、かすかに空しさがこみあげてきた。
あの町を訪ねてからの私の人生の旅が一つの区切りをつけたと悟った。
November 10, 2013 10:56:03

転倒

カテゴリー: 日記
一作日、特急電車に乗り損ね各駅停車で帰宅途中…、ある駅に着いて扉が開いた途端に、ドタッという音が聞こえた。その方向に目を向けると、電車を降りようと扉附近にいた人達が“だいじょうぶですか?”と誰かに声をかけている。それで床に視線を移すと男性が倒れていることが分かった。その後も“だいじょうぶですか?”という問いかけが続く。電車が発車しないよう、扉を押さえている者…、ホームから駅員を呼ぶ者…、それぞれが緊急対応している。しばらくすると倒れていた男はスクっと立ち上がり、なにごともなかったように電車の外に出た。数秒後またドタッという音がして女性の悲鳴が聞こえた。
駅員がかけつけてきて対応したので数分後に電車は発車した。

私は、離れて見ているだけだったが、みんな見ず知らずの人に素晴らしい対応である。なんだか嬉しくなった。

それにしても二度も倒れた男性は、地面で頭を強打しただろう。おそらく脳梗塞かなにかに違いない。今後、私の近くで同じ状況に遭遇したら、倒れた人を絶対動かさないようにしようと思った。

それと帽子をかぶったほうがいいと思った。
明日は我が身に起こるかも知れない。
November 12, 2013 12:43:23

住家

カテゴリー: 日記
農耕民族と狩猟民族に区別するとしたら、私は狩猟民族に違いない。“先祖からの土地”を大切にする…とか言う感覚が希薄である。おまけに墓というモニュメントが、私にはあまり重要ではない。
私の祖先は武士であったが、戦で勝ったり負けたりで住家を変えている。悪く言えば追手から逃げる一族である。

今の住家も、いつか離れるものと思っているが、今のところ次の宛はない。
しかし、3年先には、どこかに移って、新たな人生をスタートさせたいと思っている。

ただ、土地とか墓という形ではなく、自分が生きた証はこの世に残したいと思っている。

写真は今朝の私の町の様子…。この町を離れる時がもうすぐ来る…。
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