暑いけれども、なるべくクーラーの 効いた部屋には入りたくないのである。 でも原稿を書くのには汗をタラタラしながら 書くわけにはいかない。 ああでもない、こうでもないと 忙しい時間を割いて書かねばならない。 締め切りの時間は迫っているのである。 朝は、仕入れをしながら 夕方からは会議があるし 午後は一人お休みなので 時間はとてもないのである。 短時間で書き上げるしかないのだ。 だいたい一人お休みで 締め切りが今日の帰るまでなんて 書き上げましたけれども 原稿用紙で10枚も 作家でもないのに 上司の命令だから しょうがない。 テーマは山笠。 「山笠があるけん、博多たい。」 でもなんでそんなテーマを 急に言ってくれちゃあ ほんと困るばい。 気まぐれな上司は なかなか帰らない。 |