夕方、道を歩いていたら目の前をトラ柄の猫が横切った。 顔を見たら目立つ傷が。 たぶん、野良猫どうしで喧嘩した時の傷だろう。 周りに誰もいなかったので、つい「おまえ、怪我したのか?」と。 するとその猫はとまって振り返った。 「なんだぁ、負けちゃったのか?」 じっと私の顔をみて、少し近寄ってきた。 手を広げて出すと、さらに寄ってきて、少し匂いをかぐ。 「駄目じゃん」というと一瞬私の目を見てそそくさと立ち去った。 たぶん猫は「この人は何かくれるのかな?」と思って近づいたのだろう。 でも私は勝手に「俺の言葉を聞いてくれたんだ」と思っている。 ちょっと幸せな勘違い。 |
10月31日は日本茶の日で、11月1日は紅茶の日だったそうで。 日本茶も紅茶も好きだけど、普段はコーヒーを飲む事が多い。 そのコーヒーもインスタント。 でも、せっかくの秋の三連休。 そんな訳で、午後は紅茶にしよう。 茶箪笥をのぞいたら、いただき物のフレーバーティーが。 封を切ると、独特の香り。 たまにはお茶もいいね、なぁ~んて思う。 ビスケットも一緒に。 コトコト走る鉄道模型を眺めながら。 ちょっといい感じの週末。 |
11月4日の今日から、いわゆるご当地ナンバーの「富士山」ナンバーが交付された。 私の親戚が富士山ナンバー交付対象地域に住んでいるので、次に遊びに行く時には富士山ナンバー付きの車を見る事が出来そうだ。 インターネット上では今回の富士山ナンバーに対して反対の意見も見受けられる。 十人十色で反対する人がいてもおかしくないし、それ自体は否定しない。 じゃあ、私個人としては・・・、 こういった規制緩和はいいんじゃないかなぁ、と。 山梨県と静岡県の二つにまたがるナンバーは初めてのことらしい。 確かに問題もあるだろうけど、富士山ナンバーの登場を心待ちにしていた人もいる。 その人たちが今回の交付で、お金を払って既存のクルマのナンバーを交換したり、あるいはこれを機に新車を買ったり。 税金をバラ撒かなくったって、新たな経済波及効果が生まれている。 自民党総裁選の時、ある候補者は「もう規制緩和は十分で緩和する余地など無い」と発言したとか。 はたして、本当にもう規制緩和する余地などないのだろうか。 今話題の経済政策の一つ、 定額減税から現金もしくはクーポン券の配布に方針転換し、さらに今頃になって「高額所得者は配布対象から外す」など、もうぐだぐだ。 そんな事を考える前に、まだまだやり残した事は山積しているはずだ。 |
今日、経済ニュースを見ていたら面白い(?)調査結果を紹介していた。 それは2006年度の国民一人当たりのGDPの高い国のランキング。 一位はルクセンブルク、二位はノルウェー、三位はアイスランド。 七位にアメリカが入ったが、日本はベストテン圏外でフランス、ドイツに次いで17位だった。 一位のルクセンブルクは「タックス・ヘイブン」な国。 三位のアイスランドは国事態が破綻しそうな雰囲気。 アメリカは言わずと知れた金融危機の震源地。 共に国の発展を金融に頼っていた国々だ。 やはりバブルだったんだと、はじけてからわかる。 ツケは重いです。 激戦を勝ち抜いて大統領に就任するオバマさん。 これからが本番ですよ。 |
ロシアのメドベージェフ大統領が演説でアメリカのミサイル防衛に対抗するための新型ミサイルをドイツに隣接する州に配備する事を明らかにした。 ソ連からロシアに変わり、少しずつだけど明るい兆しが見えていたロシア。 それがプーチン前大統領が就任して以降、後ろ向きな政策が見え隠れしてきた。 そして今回の新型ミサイル配備の発表。 忘れかけていた、冷戦の文字が頭に浮かぶ。。。 寒く暗い時代に戻るのは嫌だ。 今はまだ、選挙の余波でお祭り騒ぎが続いているけど・・・、 新大統領の前途は多難だ。 |
赤十字血液センターから、先日の献血の検査結果が届いた。 めくるタイプの葉書で来るのだが、これを開くのはいつもどきどき。 これって、子供の頃の通信簿を開けるのに何処か似ているかも。 当然の事ながら、何の異常も無し。 過去5回分の検査結果が載っているので、前回との比較が出来る。 健康には少し自信があるのだが、数値化されるとやっぱり目がいく。 生化学検査と血球計数検査に分かれていて、それぞれに項目がある。 反対側をめくって、検査項目の解説を読みながら標準値との比較。 どれも標準値の中に納まっているから問題は無いけれど・・・、 前回よりも数値が改善してればいいが、少しでも悪い方向へ変化していたりすると無駄に落ち込んだりして(苦笑)。 何でも細かく知りすぎるのはいかがなものかな、なんて思ったり。 知らなくてもいい事は、知らないほうがずっと幸せなのかも。 |
イングランド銀行(EOB)と欧州中央銀行(ECB)が利下げをした。 BOEは1.5%下げて3%に。 それに対しECBは0.5%下げの3.25%。 市場予想ではECBは0.75%を予想するむきもあったので0.5%の利下げはやや意外な感じ。 この利下げ幅が主因ではないと思うが、欧米の株価は下落。 利下げ発表後の会見でトルシェ総裁は「0.75%の利下げも検討した」と発言したようだ。 先日、日銀が0.2%の利下げを実施。 大方の市場予想が0.25%をわずかに下回る事となった。 その日の株価大幅安の一因とされた。 ベアスターンズの件以降、日本から「バブル崩壊後の経験を」と、何度となくアメリカに呼びかけた。 それでもアメリカは聞く耳を持たない様子。 9月にはリーマンブラザーズの破綻となった。 ECBのトルシェ総裁が日銀の対応を知らないはずはないと思う。 落語の一文惜しみを思い出した。 |
企業の中間業績の発表がピークを迎えた。 金融危機による景気悪化でどこもかしこも減額や下方修正で暗い話題ばかり。 でも、よく探すとあるのですね。 日本信号株式会社が11月4日に「中間業績予想の修正に関するお知らせ」を出した。 内容としては「鉄道事業者様向けの機器納入が堅調に推移した」とある。 その中で、個人的にちょっと気に入ったのが『鉄道事業者「様」』の表現。 一般的に株主向けのための資料なので、単に「鉄道事業者」でも良さそうなのに(笑)。 こんなところにも細やかな配慮があって良心を感じられる。 いい会社なんでしょうね。 |
買い物の予定があったので、クルマでお出かけ。 日曜の午前中は道路が空いているので、気持ちよく走れて好きなんだけど・・・、 走り出してカーナビの画面を見たら渋滞情報が。 その直後、ラジオの交通情報から「横浜でマラソン大会が開催されています」と。 うぅぅ~ん、ちょっとショック。 ガソリン高の影響でクルマの使用頻度を抑えてきた。 なので、たまに乗る時くらいは渋滞しない道をすいすいと走りたい! って言うのは贅沢なのかな。 |
金融危機が表面化してから、世の中の変化があまりにも大きくて感覚が少し麻痺したみたい。 日経平均の変動幅が5%もあっても、あまり大騒ぎをしなくなった。 為替も2~3円くらい動いても、涼しい顔。 でも、冷静に考えると凄いことなんだよな。 ガソリンを入れた時、単価を見たらハイオクでも150円を下回った。 WTIが147ドルだった頃は200円近かった事を考えれば急落だ。 当時、経済の専門家は「今後、原油は100ドルを下回る事がないだろう」と言ってたっけ。 経済の事を生業にしている人でも予測不能な相場が続いている。 選挙は年明けになりそうだが、 もう一部の候補者は街中で選挙カーを走らせている。 その中で「マネーゲームで濡れ手に粟で・・・」と言っている候補者がいた。 でも、この金融危機の状況で本当に「濡れ手で粟」の人がどれだけいるだろうか。 むしろ今まで金融関係で儲けた人ほど、今は苦しいのでは? べつに、この相場で誰が損したとか得したとか、そんな話ではない。 ただ、政治家を目指すのであれば自分勝手なイメージだけの思いつきの発言はやめて欲しい。 そんな人が次期大統領の事を「日焼けしている」なんて言うのだろう。 |