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風天

風の吹くまま、気の向くまま

 
2008年11月27日

必要な高速道路とは

カテゴリー: 日記
景気対策として政府は高速道路通行料金の大幅ディスカウントをするとしている。
私のように高速道路の利用額が年に1万円以下ではメリットが少ないし、そもそもETCの利用者だけの特典だとか。
個人的には高速道路の値引きよりも税金に税金を上乗せ(二重課税)しているガソリン税を廃止してくれた方が余程嬉しい。

26日、国交省が道路需要の将来見通しを下方修正した。
少子化の影響で人口の減少と加速度的な高齢化が進み、自動車の保有台数も減少に転じている。
それ以外にも、ガソリンなどの燃料高から普通自動車から軽自動車への移行が進み、クルマ一台あたりの高速道路の走行距離も減っている。

それでも一部の地方では「まだまだ道路が足りない!」と主張しているようだ。
理由の一つに「高速道路の整備率が全国で最低。だから早期の整備を」と。
その他にも道路建設が始まると地元の土建業者が儲かり税収も上がる、との思惑もあるからだろう。
でも、整備率が最下位だから、って理由になるの?

極端な例えだけど・・・、
各都道府県知事のマスコミでの露出度や影響度を数値化。
最下位の知事のいる県には、影響度などが低い分を補填する為に国家がTVCM用の宣伝費を出したとしたら。
「次元が違う」と言われればそれまでだが、「最下位だから何とかしてくれ」という点では一緒でしょ?


100年に一度、とも言われる今回の世界同時不況。
そんな緊急事態なのにも関わらず与野党も地方も「俺の主張が最優先」とばかりに好き勝手な事を言っているように感じる。
狭い日本の中で、仲間割れしている余裕なんてないはず。