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道路特定財源から使途を限定せず、地方が自由に使える財源として1兆3千億円を移譲する、と首相が発言したとか。 税金は広く・浅く・平等にが原則のはず。 なのに時限立法だった道路特定財源の用途を勝手に変えて半ば恒久化。 道路特定財源だけではなく、自動車にかかる税金は多岐にわたり、9種類もある。 それでも政府は簡単に取れるところから税金をがっぽり取る。 まるで「クルマに乗るなら多額の税金を払え」と言っているよう。 半世紀前だったら「自動車は贅沢品だから」という理由も通っただろう。 だが今はクルマが無ければ生活できない人が増えている。 自家用車の保有比率が最も低い都道府県は東京都。 逆に地方に行けばいくほど公共交通機関が少なく、自家用車の保有比率が高くなる。 鉄道のローカル線が次々と廃線になり、その後を担っていたバス路線も届出制になってから、廃止が相次いでいる。 首相は常々「地方が元気になるように」と言っている。 だからカネをばら撒けば「元気になる」とでも思っているのか。 地方の首を絞めているのは誰だ。 |
マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが「ヤフーを買収する議論は過去のものだ」と発言したそうだ。 MSは過去何度と無くヤフーに買収を持ちかけていたが、だいのMS嫌いのジェリー・ヤンCEOが否定してきた。 このあたりの経緯は何度と無く報道されてきた。 好き嫌いは誰にでもあるし、MSの買収提案拒否に関してジェリー・ヤンCEOはそれが正しい経営判断だと考えたのだろう。 ただ、株主の多くはそう考えなかったようだ。 ヤフーは期待していたGoogleとの提携が白紙に。 金融危機の影響も重なって株価は低迷し、ついに株価が10ドルを割る水準にまで下がった。 「音楽が鳴っているから」と、ダンスを続けたり、「嫌いだから」と半ば感情論で判断したり。 それで最高経営責任者と名乗れた時代は終わったのかも。 |
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