金融危機が表面化してから、世の中の変化があまりにも大きくて感覚が少し麻痺したみたい。 日経平均の変動幅が5%もあっても、あまり大騒ぎをしなくなった。 為替も2~3円くらい動いても、涼しい顔。 でも、冷静に考えると凄いことなんだよな。 ガソリンを入れた時、単価を見たらハイオクでも150円を下回った。 WTIが147ドルだった頃は200円近かった事を考えれば急落だ。 当時、経済の専門家は「今後、原油は100ドルを下回る事がないだろう」と言ってたっけ。 経済の事を生業にしている人でも予測不能な相場が続いている。 選挙は年明けになりそうだが、 もう一部の候補者は街中で選挙カーを走らせている。 その中で「マネーゲームで濡れ手に粟で・・・」と言っている候補者がいた。 でも、この金融危機の状況で本当に「濡れ手で粟」の人がどれだけいるだろうか。 むしろ今まで金融関係で儲けた人ほど、今は苦しいのでは? べつに、この相場で誰が損したとか得したとか、そんな話ではない。 ただ、政治家を目指すのであれば自分勝手なイメージだけの思いつきの発言はやめて欲しい。 そんな人が次期大統領の事を「日焼けしている」なんて言うのだろう。 |