昨日、農学部の教授と共に、町のなかを歩いて植栽を見て回り、その途中、樹木の剪定の仕方を教えられた。 添え木で真っ直ぐ上に延びる道筋をつけ、余分な枝を切りながら芯になる幹に栄養がしっかり行きわたるようにする。そして伸びる枝、成長に必要ない枝を判別し剪定する…と言うことだ。 まるで、子供に対する親の接し方のようにも思える。 逞しく育つ雑草もいいけれど、できれば空に向って大木に育ってほしいというのが親の願いだ。 先生はまたこんなことも言った。‘切り方が分からなくても、切ってみたら、どう伸びるか分かってくるから、ともかくやってみたらいのよ。’ …そう…切ることも大切なのだ。それが親の務めだと思うのだ。 |