石持浅海のミステリィ「セリヌンティウスの舟」を読んだ。 嵐のなかで生き延びて、連帯感を感じた6人のダイバーの一人が自殺した話。 私は、どんなことがあっても生きることが大切だと思うけど、この作者はそれを巧みに避けている。 ミステリィとしての読後感はいいのだけど、自殺に焦点をあてて考えると、うーんと思ってしまう。 あとあとまで考えさせられるというのは、ミステリィとしては成功だろう。 |
石持浅海のミステリィ「セリヌンティウスの舟」を読んだ。 嵐のなかで生き延びて、連帯感を感じた6人のダイバーの一人が自殺した話。 私は、どんなことがあっても生きることが大切だと思うけど、この作者はそれを巧みに避けている。 ミステリィとしての読後感はいいのだけど、自殺に焦点をあてて考えると、うーんと思ってしまう。 あとあとまで考えさせられるというのは、ミステリィとしては成功だろう。 |