今朝、犬と遅めの散歩をしいていたら、小学校の校門の前で、学校へ行くのがいやで愚図っている女の子が目に留まった。お母さんが無理やり手を掴んで引っ張って学校のなかに入れようとするが、少女は“いたい!いたい!”と泣き叫んで動かない。その目の前に学校の先生が立って見守っているが、見ているだけでなにもしない。最近のことだから、下手に先生が手を出すと後で、問題になるかも知れないと傍観者を決め込んでいるのだろうか? 私は小学校の頃、体が弱くて学校をよく休んでいたから、みんなについていくのが大変だった。私も学校へ行くのが嫌で愚図って親を困らせたことを思い出した。 そんな自分の弱い部分を忘れていたことに気が付いた。人より劣ると感じたことは忘れないでいたい。 忘れないでいたら、乗り越えられるが、忘れてしまったら、いつまでも虜になってしまうことを大人になって知ったから…。 自分の弱い部分をしっかり自覚して生きて行きたいと…改めて思った。 |