福岡も足を伸ばせば 静かな緑地帯があるものだ。 霊園があり静かなところである。 夜中は、静まりかえっているだろうから 盗賊や、殺しがあるかもしれない。 展望台から眼下に見る景色は あるふれたものであるが 福岡市が360度見える。 山なみまで家が続いているのは 大阪と同じである。 霊園の中は静かであるけれども 耳の中ではイヤホンで 落語を聴いていたから ぜんぜん寂しくもない。 思わず笑ってしまう 落語を聴いていたから すれ違う人から見れば 薄暗い山道で 笑っているから 妙に思われたかもしれない。 三遊亭王楽。 どんな顔をしているかと ネットで検索したら 落語家というには まだ風貌が違うな。 都会の青年という感じである。 あと30年も過ぎれば お父さんというのか 師匠のように 髪が薄くなるのかいな。 |