ジャーナリスト・評論家で青山晴繁氏がよく言うことに“ニュースには必ず尻尾が出ている。”という言葉がある。 ニュースはアナウンサーや記者の主観も含め、真実の一部の情報に過ぎないことを知り、映し出された情報だけではなく、その奥に隠されている事実や見方が必ずあることを知り、それを読み解く力を磨くことが大切だという事だと理解している。 このことは、普段の我々の人間関係にもあてはまり、目の前の人が私のことを笑顔で褒めちぎってくれても、裏では逆のことを言いふらす人かも知れない…というような人の本心を見抜く力が必要だということにも思える。疑心暗鬼になれと言うことではない。あくまでも見えている部分だけを見ていても本質を捉えることはできないとうことだ。 私は、初めて会う人には、どんなしっぽがあるか見定めたいと思う。 いやいや、既に知っている人にも、とんだ尻尾があるかもしれんぞ。 |