周囲のことがよく見える人は、冷静な判断ができて失敗をすることは無いけれど、新しいこと、他人がやらないことには手を出さない。悪く言えば臆病で情熱にかける。 ただただ、自分を信じて突っ走れる人は、周囲から見て危なっかしく安定感に欠けるが、けっこう勢いでそのまま走り続けている人も多い。 私はと言うと、周囲が見えているから失敗は回避できているように思うが、最近は新しいことにチャレンジする意欲が減少してすべてにおいて傍観者である。とにかく失敗は許されない。 体力精神両面で、もう走り続ける気力が失せてしまった。 年を重ねるということは、そう知ることだ。 そして、そう納得することが、年をとったということに違いない。 |