私は、相変わらず毎朝電車の一番前…、運転席の斜め後ろ、車輛中央に立って通勤している。座席が空いていても、誰かが先にその場所をとっていない限り立ち位置を変えない。 今日は雨が降っていて、運転席の後ろにはブラインドが下りていて、前が見えない。残念だ。 いつも線路の継ぎ目を追いかけている。以前は時速30kmを越えると、分からなくなったが、最近は100kmでも見えることがある。そのことを自慢げに知人に話をしたら、“それって首が上下に動いているんじゃないですか?”と、質問された。確かにそうだ。遠くのほうに継ぎ目があるところを予測して、近づいてくるにしたがって顎を引いているから、知らない人が見たら首を上下に振っている変なおじさんだ。 明日から気を付けようと思う。だが、継ぎ目は気になるのだ。 動体視力が向上したと言えるか、専門家に聞いてみたい。 |