息子の犬は16才だ。犬としては大変な高齢になるらしい。一人っ子の息子のために手に入れたトイ・プードルは、最近急に体に悪いところが出てきて、医者通いをするようになった。この間まで通っていた病院は高級住宅街にあり、地下に10台ほど置ける駐車場がある。受付のあるフロアーから3階まで吹き抜けの大空がある。犬用だけで病室が6室あり、その他、手術室、CT・MR1の設備もある。 ところが、いつ行っても患者?があまりいない。私が心配することはないのだが、設備投資額を考えると成り立っているようは思えない。 院長はやけに親しげな対応で、笑顔がわざとらしい。レントゲンとか検査をやたら勧めてくる。 今日は近くの別の医者に行ってみた。適当に患者?がいて、最初無愛想に見えた先生が、やけに丁寧に説明してくれた。 これからのことを考えると近くの医者に行くことになるだろう。 人間と同じで動物もインフォームド・コンセントが大切だと思うのだ。 |