私には昔から、お盆というものは不思議なイベントで…、亡くなった仏がその時に仏壇に帰って来られるとしたら、その時はお墓には仏はいないのだろうか?…とか、お盆以外の普段は仏がいないなら、どうしてみんな仏壇に手を合わせるのだろうか?…と、考えていた。 それで至った結論は、仏は仏壇や墓におられるのではなく、私たちの心のなかにおられる…という事。 仏壇や墓は、目の前になにかあったほうが手を合わせやすい…と、宗教性と相まって長い時間をかけて定着した慣習と考えれば良いに違いない。 仏壇や墓を軽く考えるつもりはないが、普段からご先祖様への感謝の気持ちをもって生きていたいものだ。 |