地デジテレビを買わねば 来年の夏からテレビは見られない。 まだ時間はあると思っていたら 来年からエコポイントはなくなってしまう。 国策でなんでわざわざちゃんと映るテレビを 買い換えないといけないのか。 ブラウン管ほど歴史はあって 画像再現性のいいものはないのだ。 薄型液晶テレビなんかよりも ハイビジョンブラウン管で 地デジは見たいのであるけれども 今やブラウン管のテレビはなかなか 売ってない。 なんで映るテレビまで買い換えないと いけないのか。 壊れるまで使うのがエコではないのか。 そう考えている人は結構いるのではないか。 ポイント性というのが嫌らしい。 ポイントで商品券に交換をしたら また消費をしないといけない面倒さ。 消費するポイントをつけてくれるよりも その分、現金値引きをしてくれたほうが ありがたいのである。 12月になれば当然、値上がりするだろうから 家電量販店に行ってみたら 液晶テレビを買いそうな客は 沢山いた。 店員の説明を耳をダンボに 聞いていると 配送料金は2625円かかる。 リサイクル料金は3360円もかかるという。 一台テレビを買うのに 別途六千円も払わないといけない。 六千円もあれば何が出来るだろう。 ソーセージマフィンを60個も食べれるし 豚のしょうが焼き定食を10回は食べれるし 岩盤浴にはいける。 もったいなく思えてきた。 思えば10年しか使ってない テレビをなんてリサイクルに回さないと いけないのか。 モノは大事に使うという思想はなくなって 消費するのがえらいだなんで。 買う意欲も薄れてしまった。 液晶のどこがいいのか。 ノーベル章をとった人の功績ではない。 罪である。 液晶なんか発明しなくてよかったのだ。 ブラウン管の運命を消してしまった。 IPSパネルやらVAパネルとか 最新の技術の薀蓄を語るけれども ハイビジョンブラウン管を 並べてみろといいたい。 重たくてでかくて場所を取るが ぜんぜん綺麗だ。 ぜんぜん壊れそうにもない ブラウン管テレビ。 里子には出せないのだ。 |