環境省が2007年度の国内の温暖化ガス排出量(速報値)を発表した。 それによると前年比でCO2の排出量が2.3%増え、過去最大になった。 新潟県中越沖地震で柏崎の原発が止まり、それを補う為に火力発電の割合が増えたとか、猛暑の影響で渇水になり水力発電の比率が下がった事が一因だとか 。 理由を聞けば仕方が無いような気もするが。。。 今年の洞爺湖サミットでも主たる議題は環境問題じゃなかったけ? 一部の国では環境対策として環境負荷の小さい太陽光発電などに積極的に投資している。 一方、日本では個人が家庭用太陽光発電を設置するための補助金を期限切れという事で打ち切った。 政府は定額給付金に高速道路の大幅割引など、一足早いバーゲンを実施しようとしている。 でも、どれだけの人がそれらの事で素直に喜んでお金を使うようになるだろうか。 逆に今こそ、環境投資をする機会じゃないかと。 例えば、 太陽電池や風力発電、太陽光温水器の設置に対して補助。 ハイブリッドカーや電気自動車など環境負荷の小さいクルマを新車で購入する場合の補助や自動車取得税の低減とか。 これらの政策を時限付きで行えば、給付金をばら撒くよりも確実に景気押し上げ効果があるような気がするけど。 もっとも、この政策じゃ「票」や「利権」には結びつきにくいから絶対にやらないか。 |