昨夕、近くにある美術館の館長から、私を訪ねて3人のご婦人が訪ねて来ているがどうしよう…と、電話が入った。心当たりが無かったのだが、“美術館”と言えば二日後に面談予定を入れていることを思い出し、仕事を置いて慌てて美術館に向かった。 ともかく私のミスということで、館長に詫びを入れ、平謝りするつもりでご婦人方の前に立つと、“こんにちは、私の事、分かります?”と、一人の女性から声をかけられた。見ると…ギターの先生の奥さんである。先ず面談日時を間違ったことを謝りはしたものの、皆さん方は、私が驚く顔を楽しみにしていたようで、遅れたことなどどうでもいいと言う感じ…、1年半ぶりの出会いの話しで盛り上がった。 打合せが終わり、駅までの下り坂を談笑しながら下りて行き、みなさんを見送ってホッと一息つくという、この年齢では許され難いお粗末な失敗である。 それにしても、奥さんがいてくれて良かった。 ギターの先生が、超能力を使って私を呼び寄せているのだと、つくづく思う。 来週こそ先生を訪ねてみようと思う。 |