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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 01, 2014 20:36:38

呪縛

カテゴリー: 日記
クラシックギター教室に通わなくなって14ヶ月が経過した。私はギターが上手くなりたくて習っていたのではなく、ギターで弾きたい曲があったから習っていただけのことで、決して他人に聴かせるために習っていたわけではなかった。
弾いてみて自分(他人ではない)で合格点がとれた時に習うのをやめた。実際弾けるようになってから誰にも聴かせたことがない。
半年前に先生からギターとは関係なく、世間話をしに教室に寄ってくれとメールが入り、近いうちに寄ります返事をしたがそのままになっていた。

10日ほど前に、ギターの弦を替えようとして弦を緩めたら、サドル(張った弦の根元の部分の駒)が二つ何処かに飛んで見つからなくなってしまった。本来サドルは6本の弦全てを支える一体型だが、習っていた先生のギター理論で一弦ごとに分離した仕様に改造されていた。その時以来弾けなくなってしまった。

サドルも修理だけに先生のところを訪ねるのも気が引けて、ギター専門店でパーツを買ってきて自分で直そうと思ったが、その場合削ったりして調整が必要になる。そんなこと普段やったことがないから、上手くできる自信がない。やっぱり先生を訪ねるべきか迷っている。

それにしても、いまだに先生の呪縛から逃れられないとは、すごい先生に習っていたと気が付いた。

先生と話をすることが大切な時期にきたのだ。 これも運命と思う。
人生には、すべて意味があるのだから、先生を訪ねるべき時が巡って来たのだと自分に言い聞かせる。