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SOLILOQUY

ひとりごと

 
March 06, 2014 10:46:59

職種

カテゴリー: 日記
先日、知り合いの女性の婚約を祝う会があり参加した。その場には、お相手の男性も来ており、その時点で集まったメンバーは誰も彼の職業をしらなかった。自己紹介の際、彼は50歳で税務署に勤め、以前は査察官(マルサの女みたいな仕事)も経験したと言った。
その集まりには経営者もいたし、税務署の管轄が同じ人もいたから、みんな迂闊なことを言わないように身構えた。自分が脱税しているわけではないが、彼を前にして、自分が儲かっているとは言いにくいし、はなしがもりあがった拍子によその会社の噂話をして、迷惑をかけることがあってはいけないから、話題を慎重に選ばないといけない。
彼は自分からよくしゃべった。さすがに実名はあげないが、際どい話も飛び出してきた。その反面誰かが話を始めると鋭い目をして聞き耳立てている。仕事柄だとは思うが情報収集力と物事を関連付ける能力は際立って見えた。

そんな彼の様子を見ていると、“あまり近づきたくないオーラ”が出ている。彼との今後の関係をどうしようか思案する。距離を保つべきか、それとも踏み込んで親しくなるか?
悪い人ではないのだが、税務署員との付き合いは、なかなか難しいものだと思った。