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SOLILOQUY

ひとりごと

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February 14, 2010 20:44:55

5時

カテゴリー: 日記
朝の7時半に仕事場に着く日が数日続いている。いつもより早く5時過ぎに起きて散歩に出るのだが、表はまだ街灯の光が届かぬ所は真っ暗で、鳥の囀りが始まるにはいましばらく早く静寂の世界が広がっている。寒さで首を竦め足元を確かめながら歩を進める。
日課の“感謝”をする。今までに出会った人達を思い出す。そして頭に浮かんだことを心に刻む・・・
風のない朝は埃が道に沈み、常緑樹が吐く新鮮な空気が満ちている。宇宙の始まりもこんな感じかなと・・・ふと思う。そのとき私は宣言する。私は“・・・・・”である・・・と
この世界の創造主と最も近くにあるとき、私は宣言する。

今の季節・・・明け方5時過ぎが、とてもとても神聖な時間に思える。
この時間を心に刻むために、夜は早く眠らなければ・・・
February 13, 2010 23:49:25

退院

カテゴリー: 日記
今日、心筋梗塞で入院していた年上の友人が退院し、迎えに行った。退院したと言っても完治ではない。最初のカテーテル手術の後、予定された退院日の朝に胸の痛みを覚え延期となり、結局3週間の入院のうち4回のカテーテル手術をおこなった。しかしまだ不明の病巣があると予想され、しばらくは病状の急変はなく続けての手術に負担があると判断され、家での安静を守ることを条件に来月10日の再入院までの間帰ることが許されたわけだ。面会謝絶のために久しぶりで会う彼は、入院前より顔の血色が良くなっており、目力もあった。病室での睡眠と管理された食事が良かったのだろう・・・それまでの睡眠不足と偏った食生活がいかに体を酷使していたかが伺い知れる。ともかく、良かった・・・

昨日、彼の仕事のパートナーである声楽家の女性から電話があり、全く自分に連絡してこないと愚痴を聞かされた。今日の退院のことも全く知らないらしく・・・今朝もまた電話があり「ねえーどう思う。電話しても返事は返ってこないし、どうして私に連絡ないんでしょうか。昨日の夜も腹が立って眠れなかったの。」と聞かされた。私は「連絡できない理由があるんだろうし、病人に腹立てても仕方ないでしょ。元気になってから少し怒ればいいじゃないですか。イライラしても自分にストレス溜まって体に悪いだけですよ。」と言った。
心配し過ぎて、相手が恨めしく思えることがあるんだと思った。
最近、私にはそのような感覚がない。相手に対して必要以上に期待をしないし、期待を裏切られる事も想定内であるし・・・終始自分のペースを守れている。
経験で身につけた、自分にストレスをかけないテクニックだ。
それが相手に対してもストレスをかけないことになるのだろう・・・と思う。
February 12, 2010 22:51:51

勇気

カテゴリー: 日記
“隙に入り込む”・・・と、“懐に入れる”・・・は、どちらも内に入れることに違いないが、“隙に入り込む”の場合、入るほうも入られるほうも、どちらも無意識のうちに、いつのまにかその関係になってしまっていることがあり・・・その場合は厄介だ。お互い気がつかないうちに精神的にも物質的にも消耗して、場合によっては共倒れすることもある。この隙は同じ弱点を持つ人同士の間で生まれやすい。
入られるのは自分であるから、自分が隙を作らないように心がけなければならないわけだが、なにせ自分の隙は、自分には自覚が薄いから“隙”であるわけで・・・分かっている人には隙ではない。だから、はっきりとは掴めないが隙が自分にあると自覚している人には信頼できる第三者が必要で、判断を下す前に客観的な指摘を受ける必要があると思う。
“懐に入れる”は、相手の力量が全て分かっていて、内に入れて遊ばせる・・・ということだが、この場合の関係は、互いの力量の差が余程開いてないと成立しない。
私はそこまでの力量がないと自覚している。だから、なかなか“懐に入れる”関係を持つことがない。
そこで、相手が悪人ではないということを前提に、自分が相手より劣っているということを自ら媚びてみるのも良いのではないか・・・と考える。隙というものが力量の僅差のなかで生まれるのなら、相手より自分が劣っていると宣言してしまうことで差を作り出すと言う・・・こんな方法もありかも知れない。適当な第三者が近くに見あたらない場合は、この手もあると思う。

自分の弱さを晒すことには少し勇気がいるけれど・・・
February 11, 2010 20:29:14

散骨

カテゴリー: 日記
「死んだら、灰を海に撒いてな。」と息子に言った。「えっ・・・」と息子は答える。
「お父さんが死んだら、灰を海に撒いてな。」と・・・繰り返す。「えっ・・・」と息子は答える。
「骨付きの肉撒いたら、問題やろ。山に骨撒いて犬が掘り返したら事件になるやろ。」
息子は言った。「あぁ、その灰か・・・。」
「肺・・・撒くなよ!」と唖然とした。そんな私の息子である。

最近、死んだ後の事を考えることがある。ドナー登録して・・・検体に使ってもらって・・・灰は海に撒いてもらって・・・どうも骨壷のような小さくて暗いところに私の体の一部を閉じ込めることに抵抗を感じる。私の体が、死んでから誰かの役に立てばと思う。その代わり、私の生きていた証を、作品を作ることで残したいと思う。

次回5月の定期検診の時に、主治医に相談してみよう。
February 10, 2010 21:36:53

経験

カテゴリー: 日記
辛いことがことが起った時、また続いてた辛いことが起こりそうな気がするって気持ちは私にも分かるけれど・・・もし、この世界が自分が中心で、深層心理のなかで思ったことが、多少変化しながら実現化していくと考えれば、『起こりそうな予感』は、また辛い思いを経験したいと宇宙に宣言しているような気がして、私には危険なことのように思う。だから、まだまだ未熟な私は、悪い予感は意識して打ち消すようにしている。
だがしかし、それでも打ち消しきれない予感もあり・・・
自分の生きている理由が新しい経験をするために経験をすることだと思うと・・・
経験と経験の間には、次の経験に備える時間が少しほしいと思う。

私は、まだ自分が世界の中心であると言う自覚が本物ではなく・・・。
だがしかし、心の底からそう思えて、自分の思うとおりに世界が動きはじめたら・・・ひょっとすると『面白くない人生』かも知れない。
『思い通りの人生』と『面白い人生』とを、どっちを選ぶかと問われれば『面白い人生』を選びたい。
だから、経験するすべてのことが、面白いと思えたらいいのに・・・と思う。
February 09, 2010 22:10:23

葬儀

カテゴリー: 日記
今日は、年上の友人の葬儀があった。昨年暮れからの病状の一進一退を繰り返しながら・・・よく頑張った。奥さんと笑顔で会話した。主治医からの“家族召集の指示”を何度も受け、夫の死は覚悟済みだったのだろう。そんな奥さんに私は明るく振舞った。彼女には、その方が良いと思った。

いつもの葬儀よりも悲しかった。

私と20歳違いの享年75の友人には、やはり来賓は少なかった。

仕事の上では私が上司であったが、今は友人だと思っている。いろんな話を聞いてくれた。いろんな話を教えてくれた。いつも互いの気持ちを推し量ることができた。
感謝の気持ちが湧き上がった。

心のなかで“ありがとう”“ありがとう”“ありがとう”“ありがとう”と・・・何度も繰り返した。
“ありがとう”“ありがとう”・・・以外の言葉は、頭に浮かばなかった。

友よ安らかに眠りたまえ・・・
February 08, 2010 21:53:33

渾身

カテゴリー: 日記
昨夕、オーストラリア在住の歴史研究家に“お会いしたい”とのメールを送った。日が変わる直前に返信メールがあった。“明日の7時に宿泊先のホテルに来てください。”・・・と。渾身の思いを込めた私のメールに、思い通りの返事が返ってきた。
研究家は明日ホテルを経って、他の町に移動するギリギリのところで私を招き入れた。今夕、心弾ませホテルに向かった。オーストラリア国立大学の学術研究員である彼女は、私の話を正面から受け止め、研究家としての彼女のテーマである史実をもとにフィクションとして物語を作成しようとする私の思いを理解し励ましてくれた。嬉しかった。
彼女との出会いを果たした今、私は次のステージに入る。
明日、次に会わねばならない人に電話しようと思う。

“うまく行く。うまく行く。うまく行く。”・・・と念じている。
心から信じれば、思いはかなうと信じている。
今日はいい日だった。明日もいい日に違いない。
February 07, 2010 17:32:46

創生

カテゴリー: 日記
《天も地もなく、あるのかないのかも分からないどこまでも続く暗い空間があり、その中心から突然“たかまがはら”と言う声がおこり、どこからともなく光の粒が集まりはじめ『天御中主』と言う神が現れた。》
これが『古事記』に記載されている宇宙創生の物語である。驚くことに現代物理学理論のようなお話・・・『天御中主』という神は、その後に登場する幾多の神々と違い性別もなく形もない・・・ましてや『人』の形などとは全く異なる姿なのだ。この神は、その後二度と古事記に現れない・・・まさに一般的には認知されていない[擬人化された神がこの世を創造したと考えている人には考えもつかない]この世の創造主の物語である。
私の近くにいる神官であった人からこの『古事記』の話を聞いた。驚くべき日本神話に描き出された宇宙創生の物語・・・

私は、そのような創造主と共に迎える朝のひと時の喜びを、自然に身につけたようだ。
February 06, 2010 23:54:21

講演

カテゴリー: 日記
今日はわが町の教育文化財課が主催する文化財保存のための、ある市令発令30周年のイベントでの講演会を聞きに言った。二人の講演者のうちのお一人が、私が昨年春に四苦八苦して三ヶ月かけ英語を訳した本の作家で・・・私に人生の転機となるひらめきを与えてくれたオーストラリア在住の女性であった。講演内容は本に書かれていたことと同じであり興味ある発見はなかったが、作家にお会いしたいと思う気持ちが実り心弾む思いであった。昨月入会した研究会の幹事の方に頼み込んで紹介を依頼し、お話できたのだが、別の場で会ってお話させていただきたいとの唐突な申し出を受け入れてもらえたのか(名刺をお持ちでなかった)メールアドレスを口頭で教えていただいた。今月15日にはオーストラリアに帰られるハードスケジュールのなか、うまくお会いできるか少し不安もあるが、明日思いを込めたメールを送るつもりである。

“うまく行く。うまく行く。うまく行く。”・・・と念じている。
“うまく行く。うまく行く。うまく行く。”・・・と繰り返す。
心から信じれば、思いはかなうと信じている。
今日はいい日だった。明日もいい日に違いない。

今日もぎりぎり間に合った。ホッ・・・
February 05, 2010 08:55:17

脳 part Ⅱ

カテゴリー: 日記
茂木健一郎は、こう続けた・・・“脳は睡眠中(レム睡眠)に起きていた間の記憶を整理し、そして記憶に関する夢を見る。”
脳に情報を定着させるためには、情報の取り入れの次に(情報過多による能力低下の前に)情報を整理する時間を待たなければならない・・・と。
脳は睡眠中に休んでいるのではなく、無意識のなかで情報を分類してパソコンで言うところのフォルダに整理しているというのだ。そのため試験勉強で徹夜をして、詰め込み情報のままで試験を受けるよりも、あるところまで情報を入れた状態で一旦睡眠をとり、情報が整理された目覚めの後で、おさらいをするとか、新しい情報を取り入れたほうが効率的だというのだ。
目覚めの後の脳は整理されているので、眠る前に悩んでいたことの解決策が自然に浮かんだり、昨日まで思いつかなかったグッドアイデアが生まれたりするらしい。
以前、やはり茂木さんの番組で宮崎駿が“アイデアがどうしてもまとまらない時は、短時間でも一旦寝てしまう。目覚めたときにうまいアイデアが生まれることが多い。”と言っていたことと符合する。
事実私も、朝にひらめくことが多く、あまり考えずに実行するようにしているし、同時に過去の出来事やこれまでに関連した人々の記憶を引き出している。このことは特定の人からまとめて指導を受けたわけではないが、これまでの経験から朝の日課となっている。

脳に対するこれらの知識の理解も“公式”の一つのように思う。
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