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SOLILOQUY

ひとりごと

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February 24, 2010 21:30:58

プロ

カテゴリー: 日記
20年程前、ある大手ゼネコンとビル建築の仕事をしたことがあった。設計者が京大主席卒業で直後に部長に昇格したため彼自らが手がけた実施設計(自ら図面を引く)最後の作品、構造計算担当者は阪大主席卒業、現場監督も優秀な人で・・・建築チームとしては最高のメンバーが揃った。
あるとき、いやな顔され拒絶されるだろうと思いつつ、施工段階でその時点ではかなりきつい設計変更を要求したのだが、言った私のほうから控え気味に「今からだと難しいでしょ・・・」しかし返ってきた答えは「出来ないことはありません。工期が延びる可能性と、工費が上がる可能性がありますが・・・」
この時から“人から依頼されて絶対に不可能とは言わない”ことが私の教訓になった。“出来ない”と言う答えはプロじゃない。

その時の設計者は、残念なことに4年前にすい臓がんで亡くなった。
その時の建物は今も堂々と威容を誇っている。
そして私の心にもその心意気が息づいている。
February 23, 2010 21:15:05

有難う

カテゴリー: 日記
世間知らずの
私を残して旅立った
あの人に言いたいことがあり
できるなら
も一度直に会って話したいと
何度か荷物を鞄に詰めたけど
あまりに遠い旅の先
往復切符を買えないで
改札通れず今となる
さっさと発ったあの人を
恨んだこともあったけど
思いの届かぬ苛立ちも
月日とともに薄れつつ
やっと
あの人の思いが知れる歳になる
「答えを自分で見つけろ」と
言えずに去ったと気がついた
「強くなれよ」と言ってくれたと
思えるようになってきた

生きてる意味を知りたくて
「答えておくれ」と叫んだが
一人で“理由探しの旅に出る”
ただそのことが生きる意味
今は、生きる意味が身にしみる

私を残して去ってった
あの人の無念が
今分かる
あの人に
「有難う」と言える私が
今はいる
February 22, 2010 23:22:02

B型

カテゴリー: 日記
私の年をとっているストイックな友人(以前神官だった人)に、血液型占いをどう思うかたずねてみたら「血液型は四つしかないのに、人間をその四つに分類しようなんてとんでもない。」・・・と、思ったとおりの答えが返ってきた。
確かにそれはそうだけれど、そう言われると会話が続かない。その友人の答えが分かっていて、聞くほうも聞くほうかも・・・

先日、最近よく話をするようになった人から私の血液型は「B型でしょ?」と言われた。私はAB型である。これまでAB型以外の“型”を言われた事がなかった。思わず聞きなおした「B型?」・・・みんなが私をAB型と言うから、自分で典型的なAB型だと思っていて、他の血液型を言われるなんて考えたこともなかった。
さて、このことをどう捉えるか?
私は、こう結論づけた。“私は変わった。”
思えば、最近周囲の人から「以前と違う人みたい。」とか「以前より若くなった。」とか「明るくなった。」と良く言われる。欲張りに考えてB型とAB型のどちらも“良い”部分が身についたと考えた。
単に四つの血液型分類の性格判断の正解確率が四分の一から二分の一に上昇しただけかも知れないが・・・

変わった自分の、これからの出会いが楽しみだ。
February 21, 2010 17:44:37

干芋

カテゴリー: 日記
8年振りで清荒神さんへ行った。お参りを終えての帰り道、参道の両端に並んだ出店に置かれたある商品が目に止まった。“干し芋”である。昔食べた懐かしい味が頭のなかに蘇った。硬過ぎず柔らか過ぎず、表面に澱粉がまぶされたあの食感・・・思わず500gを注文した。すると店の女主人が「今なら1Kg買ってくれたら、もう500gサービスしとくよ!季節も終わりやさかい。」と押しのセールス・・・「じゃー1Kgにしとくは、僕はサービスに弱いから」と答えると「皆さんそう言いはるは」と笑顔で女主人・・・

テレビのコマーシャルで聞いたことのある会話である。きっと保険会社のCMを作った人は、清荒神にお参りにきたことがあるんだ。・・・・と思った。
February 20, 2010 20:30:16

気体

カテゴリー: 日記
心の中に不満や、怒りや、憎しみを持っている人の近くに寄ると、胸からお腹辺りにかけて、黒くもやっとした気体が見えるような気がする。その黒いエーテルは、その人の体だけでなく心も蝕んでいき、仕舞いには命を啄ばむ。大切な人がそんな姿に映ったとき、私は「吐き出せ!大きく息をしろ!黒い気体を吐き出せ!」と・・・心のなかで静かに叫ぶ。私には、その人の不満や、怒りや、憎しみの源は分からない。しかし、黒いエーテルはその人のなかで浮遊する。大切な人が倒れてしまわないように・・・私にできることは・・・ひとつ・・・「大きな深呼吸をするんだ。お腹のなかのエーテルを全部吐き出してしまえ!」と、肩を掴んで言う事だけ・・・

他には何もできない、ちっぽけな自分を感じる。
February 19, 2010 19:57:10

現実

カテゴリー: 日記
“人の言うことをよく聞いているようで、実は聞いていなかったり、全く自分の都合の良いように、とんちんかんに理解する人”がいる。・・・こんな人は、やっかいだ。どうしようもない。だって分かってる顔してるから、話はそこで終わる。だからいつまでたっても通じ合えない。

“人の話を聞いていないようで、実は聞いている人”がいる。こういう人は、話していて苛立つこともあるが、結局は伝わるのだから、どちらかと言えば話甲斐がある。

前者の人は、客観的な意見に耳を貸さないから同じ間違いを繰り替えす。

もし自分の息子が前者のタイプだとしたら、なんだか情けない。
もし自分の息子が後者のタイプだとしたら、腹がたつこともあるだろうが、いつか分かる時が来ると信じて・・・
見守ってやりたい。
たいていの親と子供は、“信じ・繰り返し・待つ”という関係を保っている。

“人の言うことをよく聞いて、すぐに正確に理解する。”・・・この関係は理想に違いないだろうが・・・
理想は理想としておいておくことにして・・・
February 18, 2010 22:33:20

ボケ

カテゴリー: 日記
先日、テレビの“たけし”の番組でボケ防止のための七つのポイントというテーマの番組があったらしい。今日、知人からその内容を教えてもらった。
 1) 散歩する
 2) 文章を声を出して読む
 3) 料理を作る
 4) 社会と交わる
 5) 出かけるときに電車・バスを利用する
 6) 日記をつける
 7) 恋心を持つ
との事であった。いわゆる“ボケなく”生きるためには、適当な刺激が必要だということだろう。
自分に当てはめてみると、5番以外はすべて実行できている。まだボケの心配をする年ではなかろうが、これらを実行していれば少しは明るい老後が過ごせるだろうか・・・

たまには、電車に乗るようにしよう・・・
February 17, 2010 23:40:54

体が痛い

カテゴリー: 日記
予想通りの朝がきた。
肩から首にかけての筋肉のはり、首の前の胸鎖乳突筋?の痛み・・・こけ方の悪さからかなり体に負担をかけたようだ。出かける前に「骨折らんように!」と多くの人に言われたが、骨が無事なだけ良かったと思うべきなのか・・・昨日周りを見渡しても私の年齢に近い人はスキーを履いていてスノーボードをやってる人はいなかった。この年で新しいことをやるのは無謀であったと一瞬思ったが、すぐに悔しさが勝ってきて再チャレンジしたい気持ちが湧いた。
昨日言ったように先ず立ち上がるために股関節がもう少し開くように訓練し、さらに前屈と胸への足の引きつけが難なくできるようになりたい。先ずはそれからやね・・・
夕方、整骨鍼灸に行ったが、筋肉が熱を持っていて、今は触れないと言われアイスバッグで冷やすだけの処置だった。症状は重症か・・・
少し休憩するが、次のシーズンには必ず滑れるようになるぞ・・・と心に誓う。

当たり前の話だが、メダルを取れなくても、オリンピックに出場していることだけで凄いことだとリアルタイムで思った。
February 16, 2010 23:42:58

体が硬い

カテゴリー: 日記
現在体中が痛く、気力も少し低下気味。自分の年齢を思い知らされた。夢を実現させることは素晴らしいことだと自分でも思うけど、体が硬くてやり終えた充実感を得るどころではなかった。毎朝ストレッチと柔軟体操を行っているが全く効果がなかったのだ。明日から運動方法の見直しを始めようと思う。体の柔軟性を高めて来年再度チャレンジしたい。
ともかくボードを履いたら、体が硬くて立ち上がれないのだから、こんなに不細工で情けないことはない。
“スノーボードをする”という今年の夢の一つは、このような問題点を残し達成された。今年の末にまた雪が降るまで・・・次の目標“クラッシクのフルオーケストラを聴く”を目指そうと思う。

あつ そうそう・・・必死で立ち上がった後は、少しは滑れたことも申し添えておこう。吹雪の雪原のなかで達成した“夢”の報告である。

明日の朝が恐ろしい。
February 15, 2010 21:20:46

蛸と神

カテゴリー: 日記
私は この世界のなかで、とてもちっぽけな存在です
 私の周りには私と同じような小さな存在がいっぱいあって
 その幾つかが集まって、少し大きな存在になって
 その存在が、集まってまた少し大きな存在になって
 それを繰り返し、繰り返し・・・
 どこまでも、どこまでも大きくなって・・・
 最後に“この世界”になるのです

私は 一つの細胞です
私は 吸盤の一つの細胞です
私は 海に住む動物の足の細胞です
私は 足が8本ある・・・
 大きな頭のようなお腹を持った蛸の足の細胞です
私は 蛸の全てではありませんが
私は 蛸の一部です

私は 小さな生き物です
私の周りには、
 もっと弱くて小さな生き物や
 もっと大きく・・・
 賢くてずるい生き物もいます
私は そんな生き物たちと
 この世界で暮らしています
私は この世界のなかの、本当に小さな生き物です
 しかし
私は この世界の一部です

私は 蛸の足の一部です
私は 小さな存在です
私は 大きな神ではないけれど
 しかし
私は 大きな神の一部です
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