柄の折れたシャベル
赤錆を黒錆置換すると言う能書きの液体を
赤錆の上に塗りました
そして
折れた取っ手の中を見ると・・・
お~~~~~!!! っと オドロキの
な・なんと
取っての細い金属筒の中奥に迄
柄の木材は伸びているのです
すごいぜ職人芸!!
多分熱と水を使うのだとは思いますけれど
とても素人に真似の出来る事ではありません
(この様な構造の柄を〔割柄〕と言うのだそうです)
http://www.asaka-ind.co.jp/tools/dig/process.html
ここから
スコップの製造動画をダウンロード出来ます
しかし残念ながら取っ手の部分は・・・・不明
(取っ手は塗料が残ってる為完全に黒色化しませんでした)
今回使用した薬剤?
赤錆が
実際に科学的に本当の黒錆になっているのかどうかの
証明は出来ません
しかし
黒くなります
写真では部分的に茶色く見えています
これは塗布量の不足か
下地に赤錆が少なかったか多すぎたか・・・
幾つかの理由が考えられます
しかしながら
赤鉄錆の無い所に塗布しても
鉄の表面は変色しませんので
赤錆(酸化第二鉄:Fe2O3)が何らかの化学変化をした事に
間違いは無いと思います
同様の塗布剤は
世界的に数種類が販売されています
今回使用した物は
一液性(非エポキシ)の製品です
海外では
高層建築物等でケレン作業が困難/禁止 されている現場で
広く使用されています |
好かれる事はまずありません