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黒塗りの車列が突然やってきて

それは皇室の誰か

皆で最敬礼をして操業休止


広大な土地に

多層になった工場で

仕事をしている人々も多国籍

黒かったり

白かったり

黄色かったり


大きかったり

小さかったり

いろいろ



皇室警備から

操業を再開するように指示があれど

みな訝しがって

動かそうとしない


扉の隙間から覗こうとすると

その向こうにも目があった


第３中学校の裏で

昔の第３中学校の思い出話

◯◯と言う遊びやってただろ？

◯◯君知ってるだろ？

◯◯する時にはどうしてた？


どれもこれも

みんな判らない

ともだちいなかったからなぁ～



やがて

放送が入った

”みなさん携帯電話の電源をいれましょう

電源が入っていませんの応答が多くなっています

わたしも初めて。。。”


そうだ！

これでやっと約束の待合が出来る


ショップに寄って

みっき～グッズを選んで

行き先を見当つけた



濡れた手袋の時に約束した場所に向かう

バスに乗った田中くんも

待合を思い出して降りてきた



自分の落合場所は皆とは反対側の裏

来た来た

放送を終えた（わたし）を

後ろ手に隠しながら

ショップへ


商品棚で

選んでおいた物々を提示

首を縦に振ってもらい

レジに行く


先客の合間を縫って

会計を始めてもらう



これを持って

一緒にお風呂に入ろう