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SOLILOQUY

ひとりごと

 
June 02, 2014 10:27:33

定年

カテゴリー: 日記
町で男性から声をかけられた。髪にはかなり白いものが混ざり、顔の皺が目立っていたので、私より年上だと思ったが、名前を聞いて高校の時に留年して私と同じクラスになった同級生だと思い出した。
20年以上会っていなかった彼は、隣町の役所に勤めていたことを思い出した。話をその話題に振ってみると“昨年、定年退職した。”と、かえってきた。

私には学生の時の友人はいないと言っていい。学生時代どころではない。私には友人がいない。友人という定義が私には存在しないのだ。従って寂しさもまったくない。

私と同じように、自分がまだまだ若いと、みんな思っているのだろうか?

彼と出会い、同じ年の人達が定年を迎える年齢になったと知った。
自分が思っているよりも、はたから年配に見られていることを思い知ろう。