そしたらさ、おっ新規の女子か!? とおもってクリックして 「あっこいつかよーなんだよー」っておもうでしょ。ククク。 ……などといういやらしい考えはないです。ほんとに。 でもまあ、良し悪しはさておき、繰り返します、良し悪しはさておき! 容姿がわからないよりわかったほうがいいかなって。 もちろん人間性が最重要視されてしかるべきことで、理想でもあるのですが、 限られた設問に主観だけで答えたプロフだけでわかるわけもないですし、 わかったと思われるほうがわたしは怖いのです。 だったら、あーこのひと目が離れてるなとか、そういうのも 判断基準に入ってたほうがまだ安心できる気がするんですよね。 そりゃあ、かわいいなとおもっていただけたら超嬉しいですけども。 出会い系サイトというツールに対してやましさも怖さもないので、 顔写真の公開にはあんまり抵抗がないです。 幸い、いきなり「おいブス」とかメッセージ送ってこられる、 なんてことはいまのところないですしね。 あったらあったでそういうあたまの調子がこじれたひとは どうしたってどうにもなりませんし。 知人にみつかったところで、おおそうよ出会い探してんのよ! と胸はって言えますし、ていうかなにより同じ穴の狢じゃないか。 それにしても、載せてる写真がオールすっぴんということについては やはり自分でも多少は気にかかります。多少は。 以前ははりきって友人の結婚式でばっちりセットしてもらったのを いいことに気合の入った自分撮りを載せたりしてたんですけど。 けど、もうそういう勝負の出方をしてもしょーがないなーって。 デリヘルの指名写真じゃないんだから。 ていうか指名写真だったらなおのこと、 「写真と違う!チェンジ!」とかなったら嫌だしね。 (とか、あたりまえのように書いてますけど女性がこういうこというのって男性からしてみたらドン引きなのかしら……) で、たのしかった日のスナップ写真などをあさってみると 化粧してない日のほうが多いというのはどういうわけか。 島では海入って温泉入ってで化粧するヒマなんかないってのは 仕方ないかもですが、都心でもこれなんで。 だからつまりまあだいたいいつもこんな感じです。 あ、もしお会いするご縁があったら、きちんとお化粧して行きます。 ご安心ください。安心? |
昼間、同居人よりLINEがピコンと入り、みると 「雨戸開けなさい」の司令が。 我が家のお隣さんに赤ちゃんがいるのですが、 その子の泣き声がうるさくて閉めてらっしゃるんですよね、 と奥さんが恐縮していらしたとのこと。 ぜんっぜん違うんですけどね。 むしろ暗くてじめじめした朝も昼もない部屋に流れ込む赤子の泣き声や、 それをあやすオルゴールのような音や奥さんが弾くピアノの音、 そういう生活音にすこし癒されてさえいたのですが。 しかしまあ、そもそもが同居人もわたしがぐずぐずと雨戸を 閉め切っていることをおそらく快くおもっていなかっただろうし、 そこへきてこれなのでもう逃げられない。 お隣さんには気に病ませて申し訳ないなという気持ちもありますが、 ほんとになんも関係ないんだからほっといてよーもー という気持ちもあります。しかし野中の一軒家に住んでるわけではない。 ましてひとり暮らしでもない。ここが年貢の納めどきなのでしょう。 不本意ながら明日の朝、雨戸、開けます。 ……といいつつ、押入れを改造できないかと企んでいる(ドラちゃん)。 もともと暗くて狭いとこが好きなんだなと改めて気づいちゃって。 こないだ大阪で初めてカプセルホテル泊まったときには、 なんという居心地の良さなんだ!! と感動したものじゃった。 |
・このサイトを開くと高確率で「ぽっちゃり女子のファッション誌」のバナーがでてくる。 ・まさかの緊急休日出勤。 予想外だっただけにいろいろあって予想外に早めに終わったので夜は急遽中野へ。 ・同居人の友人が北海道から遊びに来ておいしいものを食べるという。 「しかし北海道よりもおいしいものが東京にあるのだろうか、いやない」 と、同居人は一ヶ月ほど店選びに頭を悩ませていた。 ・わたしがすすきの交番を目の前に「警察24時の!」と感動したように、結局は下町とか歩かせて雰囲気でもんじゃとかそばとか食わすしかないのではなかろうか、などと話していた。 ・札幌になくていかにも東京っぽいものってなんだろう、というので代官山タツヤカワゴエを推薦したら即却下された。なんだよー。 ・中野ブロードウェイに行ってみたいとのことで、あのへんをブラブラ。 ・わたしはサブカル少女だったので、ブロードウェイ=聖地だったが、大人になり実際に中野区に住んでみるとまったく行かなくなった。まれに行ったとしても、あの三階直通のエスカレーターには乗らず地下へ降り激安肉屋で食材を買うくらいになった。 ・生活するということはそういうものだとおもえる。 ・とかいいながら、ブロードウェイ三階エスカレーターのぼってまんだらけについた瞬間まんがを買ってしまう、自分はそういう人間。 青池保子「イブの息子たち」読みたかったんだよー。 ・そしてさらに、友人らが雑貨屋さんを眺めているのをいいことにひとりでタコシェへ。そしてまたまんがを買う。自分はそういう人間。 いましろたかし「原発幻魔大戦 首相官邸前デモ編」 ・いましろたかしの作品だけは中古で買わないと決めている。 どんなに作風が変わっても、わたしはこのひとのまんがをはじめて読んだとき、このひとに直接お金が入らない買い方にはなんの意味もないとおもった。わたしにとっては神に等しい漫画家。 ・しかしまずい、本棚が足りない。180×180の本棚から溢れでてすでに押入れにも詰め込まれている本(まんが)、すこし整理しなければ。 ・その他タコシェ店内を物色していると遠くで同居人が 「ほらね、あの子こういうお店ほんと似合うでしょ~」 と悪口をいっているのが聞こえた。 我が家で「サブカル」と称されるものの多くはタチの悪いバカを意味する。 ・大人になるってこういうこと。 ・で、さんざん悩んでいたばんごはんはあっさりと焼き鳥を所望され、大本命の店の予約は取れなかったものの、あっさりと解決してしまった。 ・よく食べてよく飲むひとってほんとうに気持ちがいいな。 わたしは近頃メンタルの弱さでだいぶ食が細くなり酒も弱くなりでくいしんぼうの友人たちのなかで肩身が狭く心底情けないおもいをしている。 |
そういえば、昨日は父の日だったんですね。 わたしは母の日とか父の日とか、小学校で強制的にやらされた以外は、おそらく数えるほどしかなにかした覚えがないです。なにをしたかの記憶すら曖昧だな。 わたしの父親はとにかく「飲む打つ」の人でした。「買う」がないからまだいいかってわけではなく、これが「買う」のではなくとにかく女にだらしがない。お金で割り切る関係じゃないから余計にタチが悪い。まあまあどこへいってもどこかに必ずシンネコな仲の女性がいたようで。姉の同級生のお母さんと、なんてこともあったとか。 そんなわけでまあ、貧乏なうえにバクチで借金こさえるわ女は山ほどつくるわで、夜逃げ同然の引越しも何回もしたし、むちゃくちゃな家庭環境でした。 感謝なんてする余裕がないどころか、そんな父親と、そこから離れない母親を憎んだこともありました。 末期がんで入院中、遺影になるような写真を撮ってくれと父が言うので、病院の前の公園で撮影しました。父親ひとりのものと、孫といっしょに、何枚か。iPhoneのカメラですけど、我ながらまあまあの。 それから数ヶ月もなく父親が、それから一月半、後を追うように母親が息を引き取りました。 晩年でさえも愛人のいた父親をおもうと、あの野郎~、ってなります。 いつも姉兄と比べてはわたしを否定してくれた母親に恨みもあります。 そんで、勝手にやって勝手に死んでいくって勝ち逃げだよ。ずるいなあ。 こっちはもう、すべて許して送り出すしかないんだもの。 あんたらよりもいまのわたしよっぽどしっかり生活してんの。 立派に育ててくれてありがとうなんておもわない。 わたしを大人にしてくれたのはあんたらじゃない。行政。 で、いまとっても楽しいことがたくさんある。 だから、ちょっときつくても生きていけてる。 だから、産んでくれてありがとうねって、最期にそれだけ伝えた。 死ぬ前は、遺影なんて飾る気はこれっぽっちもなかった。 面倒事が片付いた、とおもいたかったから、かな。 だけどいま、わたしの部屋のフォトフレームにふたりがいる。 あの日、公園で撮った写真ではなくて。 ある雨の夜、足の悪くなった母に父が傘をさしかけて、相合傘で歩くふたり。 いつも大喧嘩して暴力まで振るわれて、それでも離れない男女の気持ちがわたしにはよくわからない。ふたりにしかわからない情のつながりがあったとしても、そんなものはただの共依存というやつで、まるで肯定できないし、わたしがそうなりたいかといったらまっぴらごめんです。 傍目からみてどんなにひどい関係でも当事者は聞く耳持たない、というのは経験上知っているけども、やっぱり気づけば心底ばかばかしくて。 なんで、こんな関係が成り立つんだろう。 ふしぎにおもって、ついその後姿を撮ったんでした。 そういえばたしかその日は、 「母の日と父の日、いちいち分けるのめんどくさいからまとめて寿司でもなんでもうまいもん食わせてやるよ!」 といって誘い出した、梅雨に入る少し前のことだったっけな。 と、この日記を書きながらそんなことを思い出したのでした。 顔も写ってないし、ピンボケしてる。 遺影どころかスナップにしてもまったくしょうがない写真。 でも、その写真がいちばんわたしの両親らしいなあ、とおもうのです。 |
蒸し暑かったので窓全開にして自室でくつろいでいたところ、 外から飛脚の宅配ボーイの話し声が聞こえてきた。 うちの一角は袋小路になっていて、戸建が何軒かあるも番地がすべておなじ。まして我が家は五人住まいで表札も出していない。郵便なり友人なりピッツァなり、迷い迷ってしまうひとはよくいる。 「s…さんってかたのお宅はこちらでよろしいでしょうか…?」 同居人の苗字だ。そしてそれに答える女性の声。 よく聞き取れなかったので、もしかしてご近所さんが答えてくださっているのかしら、とおもって窓から、うちですうちです今行きまーす!と元気よくお返事して慌てて階下へ降り玄関ドアを開けたら、佐川のお兄さんの応対をしていたのはちょうど帰宅して軒先で一服していたまた別の同居人だった。 なんだよー! うちのひとだったらはいはいうちですで終わるはずが、そうじゃなさそうだから降りていったのにー! 聞けば、さっき不在票を入れて再びやってきただとか、不意に開けるとネコが飛び出してくるから気をつけてくださいとかそんな話をしていたとのこと。だからごそごそ長話におもえたのね。 ……で、そうとは知らずにあわてて飛び出したわたくしはといえば、 ノーブラにキャミソール、超短パン。 さすがにまずいとカーデガンは羽織って出たけれど、閉まっていると思い込んでいたキャミのボタンが開いていてデコルテほぼ丸出し。ここまで扇情的かつハレンチな格好で人前に出るなんて、できすぎた欲求不満の人妻ポルノか、現実世界じゃ林真須美くらいしか思い浮かばない。 まじで恥ずかしかった!!!!!!!!! |