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2012/10/07 22:19:41

カテゴリー: 日記
山の頂上に着いて

読書に励む。

ノーベル賞を受賞するとか

毎年言われていつも落選する

作家である。

なるほど読んでて文章は軽快だが

魂がこもっていないというのか

うまいけれども

美味しくもないカレーみたいな味だ。

山に登ってまでも本なんか

読まないでもいいかもだが

こうも歩いて、歩いて

やっと山に到着すると

体を動かす以外に

頭を動かすことに

時間を使いたくなるのだ。

あとどのくらいすれば

頂上なのだろうか。

たった400mの距離でも

山と平地では随分と違う。

今日の山は軽装でも

十分であるけれども

頂上に着いて読書をすると

下界から風が吹いてきて

11月の気温である。

山の中を歩いても

今日の山は下界からの

人間の声がよく聞こえる。

学校で運動会でもやっているのだろう。

スピーカーからの声が

頂上まで聞こえてくる。

行きも帰りも

ひたすらただ筋肉を

動かし歩き続ける。

なんで山に登るのかって

今日は山に登って

本を読みたかったからだ。

明日はどこに行こうか。

まだ決めてないが

たぶん山には

行かないだろう。

平地で静かに

本を読むのも

悪くない。

風に吹かれて読書なんか

長時間できるわけない。

下界に戻って当たり前の

ことに気がついたから。